2011年2月16日水曜日

キャンヴァス・ファスナー

5年ちょっと前、セレニティーを購入した時、メインスル・カバーのファスナーが既に1個壊れていた。騙しだまし使っていたが、今年で6シーズン目を迎える。何とかしなくてはならない。

セイル・カバーに付いているのはツイスト・ロック式(ターンバックル式)と呼ばれるファスナー。

壊れているのはツイスト(ターン)する金具の基部を留めている2個のスナップ・ボタンのひとつ。





仕組みについては [このビデオを参照され度] (写真の下にある "Video" タブをクリック)。

この類の小物は50個、100個単位の箱入りで買うと安いが、キャンヴァス・ショップを開く訳でもなし、かと言って少数買うとなると単価は上がるし送料の方が高くついたりするのでいつも悩まされる。

いずれにしても壊れている方の留具は外さなくてはならない。








そこで以前解れたセイル・カバーの縫い糸を保管してあったことを思い出し、それを再利用することにした。




この糸はなかなか頑丈で、刃物を使わないと切れない代物。この仕事には打ってつけ。針もキャンヴァス用のごつい針。

ワイフがジブのカバーをミシンで補修してくれている間にメインスル・カバーを預かり、ボタンを外した跡に手縫いで縫いつけた。


試着してみる。びくともせず、なかなか具合が良い。

自画自讃。しかし何でも役に立ちそうなものは取っておくものだ。











(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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