
タンク外周がグレーに見えるのは念のため腐食防止用に塗ったエポキシ・バリア・コートのため。
インボード側(画面下)にはホース接合口が3個。エンジンへの供給、エンジンからのリターン、および軽油暖房機エスパーへの供給用だ。中ほどにあるのはメーター。その隣り、グレーの径の大きい蓋はタンク洗浄口。
アウトボード側(画面上)には隠れて見づらいがタンクへの燃料供給用とヴェント(通気)用、計2つの口がある。タンクへの燃料供給口はホースでコックピット・コーミング上にあるデッキ・フィルにつながっている。デッキ・フィルは汚水タンクのパンプ・アウト用だったものを流用(汚水タンクと排水システムも [改造済み] )。ヴェントはトランサムの右舷側バックステイ・チェインプレイト近くに設置した。

トランサム内側に見えているのはタンクからのヴェント(上)とエンジン排気・排水口(下)。

タンク内部には艇が左右にヒールしたりローリングしたりする時に燃料がスロッシングしない(暴れない)ように底部に通過口の開いた高さ2/3位の仕切り壁1枚を入れてある。
(仕切り壁の位置は実際にはあと1~1.5コマ分位アウトボード側だろう。そうでないとスロッシング防止効果も薄れ、オリの溜まる最底部の洗浄もし難い気がする。)
このタンクはエンジンより高い位置にあるため、エンジンに燃料を送るための外付け電動ポンプは無用。設置してから2年以上経つがトラブルは皆無だという。
図には書かれていないが、エンジンへの供給ラインの吸い込み口はタンクの底部近くまで伸び、逆にエンジンからのリターン・ラインはタンク上部から落とすようになっているはずだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中366番目 Scout です。)
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