製作は昨年暮れからのオフ・シーズン。今年のシーズン中ずっと装着、テストに合格したということでお披露目となった。

幅はスライディング・ハッチと同じ。これならキャビントップのクリートに引いたハルヤードやリーフィング・ラインなどの操作時も邪魔にならないだろう。
一見角ばっていて見てくれは悪いかも知れないが、レキサンが透明なので救われている。トップの水平レキサン・パネルのスターン側エッジは頭を打っても平気なようにクッションのカバー付き。

ということは、サイド・パネルを外さないとスライディング・ハッチが閉められないということだ。この点改善すべきではないだろうか。


しかし、夏のロング・アイランドでのフリッカ・ランデブー直後の嵐の中、横波が当たってもビクともしなかったそうだ。
このドジャーはハッチ前方への折畳み式で、ドジャーの展開・格納時にはブームをサイドに出してドジャーの上に充分スペースを確保してから作業する必要がある。

サイド・パネル2枚は折畳んだトップ2枚+前方1枚のパネルとは別に脱着し、キャビン内またはコックピット・ロッカーに保管する。
セレニティーではまだ付ける予定はないが、デザインを考える時アルミ・フレームやレキサンの使用、ドジャーの幅、高さなど参考にしてみたい。
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(写真はいずれもPSC製434艇中358番目 Sans Souci です。)
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