
1990年にバミューダの現オーナーが購入し、東海岸のメリーランド州アナポリスまでトレイラーに乗せられて移動。そこからフロリダ州マラソンまでオーナーがクルーズ、フロリダからバミューダまでは船で運ばれた。

帆走リグを外して短い木のマストにしたのは各運河の無数の橋を簡単にクリアーするためだ。この珍しい内陸部の船旅(女一人+犬一匹)は『フリッカ・フレンズ』 [2005年秋号(表紙、6-7頁)] と [2005年冬号(4-7頁)] に掲載され、もっと詳しい話が [Going About!] という本にもなって出版されている。

このような係留ではバウスプリット・プラットフォームから乗り降りするのだろう。
コックピット後方、緑色の蓋のカスタム・ロッカーには船外機用ガソリン・タンクではなく、プロパン・ボンベを収納。
ダートは1979年製。デッキ・モールドは旧型なのでコックピット・ドレイン(排水口)はちょうどカスタム・ロッカーを設置したコックピット後端にあり、水はトランサムを抜けて海上に排出される。このため万が一、空気より重いプロパンがコックピットに漏れた場合でもそのドレインを通って最短距離で艇外に排出されるので安全だ。
尚、容量11ガロンの特製ガソリン・タンクは右舷コックピット・シート下のロッカーに収まっている。きっとビルジ・ブロウアーを付けているのだろう。
旧型スライディング・ハッチの前方に付けた手摺り付きの特製シー・フッドにも注目され度。
(写真はいずれもPSC製434艇中077番目 Dart です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真