2014年2月14日金曜日

1984年製デイナ・ポイントのフリッカ エンジン

1984年製なのでエンジンは1GM(7.5馬力)。ボアアップした1GM10(9馬力)が登場するのは翌1985年の事だ。

コックピット・アクセス口からの一枚。









エアー・クリーナーの隣に見えるエンジン本体に鋳込まれた1GMの文字は1GM、1GM10共通。(1GM10は1GMのシリンダー内壁をボア・アップして大きくしたものなので外見は変わらない。ただし、エンジン本体に付ける外部装着品には違いがあるものもある。)

室内アクセス口からの一枚。

以前オイル漏れなどあったのかエンジン下のパンなどに相当汚れが見られるが、エンジン自体はオーバーホルしてから約20時間しか経っていないそうだ。

周りをクリーンアップして各ホースやクランプも新品換装してすっきりさせたいところだ。




それにしてもエンジン・アクセス口の上はどうしたのだろう。どうもその部分の板が切り取られ、収納になっている様だ。無論、そこをカバーする板があるのだろうがそれを外した状態と見える。同様の改造はイギリスのキャラウェイ [写真1][写真2] でも見られる。(記事はそれぞれ [ 1 ][ 2 ] 。)

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、1984年製のフリッカです。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。