オーナーがリヴ・アボードしていたのか、コンパニオンウェイ・ステップ周りの袋など生活感がある。しかし用品収納の仕方を見ると出航日の多い艇でもあることが分かる。
コンパニオンウェイ・ステップの下にはディンギー用船外機のためのガソリン・タンク。その横、個室ヘッドの壁にはウィンチ・ハンドルやビルジ・ポンプ・ハンドルなどを収納するボックスを装着。
個室ヘッド、セッティー側の壁にもオープン・ボックスが3つ。
小物の整理整頓には便利だ。
ひざ掛けはセイリング中のコックピットでも有用な時が少なくない。
またまた少し暗い写真だが、ヘッド・ドアの内側もボート・フックやタオルを掛けるなど無駄にはしていない。
後方バルクヘッドにはコイルした長尺のラインを何本か吊るしてある。
何にしても使用頻度、コックピットからのアクセス・スピード、使い勝手などを鑑みて決めたのだろうと一応納得の行く保存場所だ。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、1984年製のフリッカです。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)