2月に入って毎週本格的な雨が降っている。そこでマリーナ係留時は常に付けっぱなしの [室内カバー] を外して確認したところ2個のポートライト(スターボード側一等前と一等後ろ)にリークの跡。しかし幸いなことにいずれも滲み出て来た程度で、室内に雨水が垂れるという程のものではない。
キャビン側壁は直立ではなく艇の内側に向け [傾斜] しており、かなりの雨が降るとポート外側下部に水が溜り、雨上がり後も長時間染み込み続けることになる。
個室ヘッド内の大型ポート。
枠上に緑青が見られるのは水がレンズの下を通って外側から内側に入ってきた証拠。
つまりゴムのパッキンには問題は無いという事だ。
こちらは一等前の小型ポート。
やはりレンズのぺリメーター(周囲)からの滲み出しが原因だ。
***
ちなみに以下は他のポートの様子。
左舷側大型ポート。何の異常も無い。
右舷側真ん中。全く健康。
左舷側2個の小型ポートも同様。
***
ポートライト全6個のレンズ(ガラス)並びにゴム製コード(パッキン)の交換を行ったのは [2010年10月~11月] 。
問題の出た右舷側の一等前と一等後ろの2個は全6個中、[最初に交換したペア] だ。注意不足でガラスを嵌める時にコーキング(ベディング・コンパウンド)の不足箇所があったとしか思えない。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真