まず大きいポートライトを外して分解、原因を探る。
ゴムのコード(パッキン)を外す。
パッキンの入る溝に水漏れは皆無。全体が3年前のきれいなまま。
次に上の写真の溝の中に見える白いコーキングの外周部分に何回もイグザクト・ナイフ(カッター)を走らせコーキングをカットして除去。その後レンズ(ガラス)を押さえる内枠を留めているネジを外し、内枠を取り外す。
ガラスの厚み部分と外枠の壁間にベディング・コンパウンド(コーキング)が無い。
これが原因だ。
ここにもゴムのパッキンの下に見える白いコーキングの外周部分の様に(1枚目の写真参照)隙間を埋めるコーキングが必要だ。3年前作業した際、最初の2枚はガラスの外側平面部と枠の平面部間だけベディング・コンパウンド(コーキング)を敷き、ガラスを置いた後、この溝をコーキングで埋めるのをスキップしてしまったらしい。赤面の至り。
溝(ガラスのぺリメーター部分)のクロース・アップ。
この溝を忘れずにコーキングしよう。
せっかくなのでまた全体をクリーンアップして、コーキングも全てやり直し、内枠を留めているネジも全て新品に取り替えるため(ネジは3年前1箱=100本のバルク買いをしたのでまだ半分以上残っている)、家に持ち帰って作業することにした。
ポートホールは1週間ダックテープの世話になる。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのスペック