フリッカのボブステイ用チェインプレイトはブロンズ製。ステイ及びステイを装着する金具はSS製。マリーナで海水に長く浸かっていると電蝕の対象になる。
係留中、誰も乗っていなければ、通常ボブステイのチェインプレイトは海上に出ているので問題ない。しかし、大人一人コンパニオンウェイに乗っただけで、SS製ピンの下辺部まで水に浸かる。その人間がVバースまで前に移動するとピンの上まで浸かる。大人二人がVバースで横になったらチェインプレイト全体が浸かってしまう。
極く僅かではあるが、チェインプレイトの前面、特に右舷側(画面向かって左側)が電蝕されているようだ。転ばぬ先の杖、何とかしたい。
そこで馬蹄型ジンク2個、ティアー・ドロップ型ジンク1個を購入、ブロンズ製チェインプレイト、またはSS製トグルに接触する形で装着してみることにした。
上の写真は一番上に付ける馬蹄型ジンクを試しているところ。この高さだとあまり役に立たないかも知れないが、無いより良いかもしれない。トグルに被せるにはサイズがピッタリ。この後二つの孔を利用して太いテストライン(テグス)を幾重にもピンに回すなどして装着した。
次に一番下のティアー・ドロップ型のものを厚い方を下にしてチェインプレイトにしっかり接触するように装着。
さらにその2個の間に、馬蹄型のものをもう1個付けた。この角度で見るとまるで鎧のようだ。
右舷側から。
前から。キャメラのレンズのせいでハルが細く見えるが実際はもっとビーミィー(幅有り)。
艇を海に戻してから時間の経過とともにジンクがどのように変化していくか観察することにする。何とかチェインプレイト保護の効果が上がれば良いが。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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