右舷キャビンサイド、左舷キャビンサイド、左舷バルクヘッド、というフリッカの配電盤の位置の変遷については以前書いたが、この右舷キャビンサイドのものは [ このページ ] 一番上の1978年製とはまた別物だ。
70年代~80年代初頭はオーナー・コンプリーション・ボートも多かった。
ファクトリーに艇の仕上げの度合いを指定して、残りは自分で仕上げるのが、オーナー・コンプリーション・ボート(俗に言うキット・ボート)だが、この配電盤もオーナーが装着したものかも知れない。
70年代の古いフリッカは比較的低価格で買える。それを購入し、あちこちいじくりながら自分の好みに仕上げていくのも楽しいかもしれない。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不明、1980年製のフリッカです。)
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