2010年1月29日金曜日

ハリケーンから蘇ったフリッカ

2005年8月末、メキシコ湾湾岸のルイジアナ州を巨大なハリケーン [カトリナ] が襲った。ニュー・オーリンズの街も殆ど水没して多くの犠牲者を出した。マリーナ係留中だったこのフリッカも、そのハリケーンで完全に水没。

その後、マイアミでボート・ヤードを営んでいる男が保険会社から買取り、自分のスタッフに再生させた。

これはリストアした3代目オーナー、もしくはその後の4代目オーナーの時の写真。

スタンディング・リギング、チェインプレート、バウスプリット、メインスル、セイルカバー、日除けのテント(オーニング)、コンパス、以上全て新品に交換、エンジンは他艇の 1GM10 を再生したものに換装してある。





キャビン内のティークは黒ずんで今でも水没時の痕跡が見られる。ポスト(柱)は殆どオリジナルの色を残していない。




キャビン内のクッションは全て新品に交換。(コックピット・クッションも同様。)

デプス・ファインダー、VHF、バッテリー、コンパス、2口レンジ(Force10製)、以上も全て新品に交換したと言う。



コックピット内、スターンの壁に見えるエンジンのダッシ・ボードはメンテのため取り外し中。

このフリッカ、2010年に入って5代目オーナーの手に渡った。今、新しい名前を思案中だそうだ。

水没する前の2代目オーナーの時の名はパンカー・ドゥードル。手製のハード・ドジャーを付け、シアトル、カリフォルニア、バハ・カリフォルニア、メキシコ湾岸と、トレイラーで引っ張って各地をクルーズしていた。

(写真はPSC製434艇中311番目、無名のフリッカです。)
フリッカ・ホームページのデータベースにある同艇の紹介。同ページの下にパンカー・ドゥードル時代の 『フリッカ・フレンズ』 掲載記事へのリンクがある。