コンパニオンウェイ右舷側、ヘッドの壁に付けられたブロンズ製3連コート・フック。ジャケットやラインなどコックピットから手の届く所に何でも吊るせるので、あれば便利だ。
ちょうど真ん中あたりに長さ0.5インチの木ネジで装着してあった。
ところが20年以上の歴史の中で、3連フックの動きが鈍くなり、以前のオーナーたちが無理にスウィングさせようとしたのだろう、木ネジが緩んで利かなくなっていた。
フック自体はWD-40を吹き付けて自在に動くようになったが、緩んだ木ネジは何とかしなくてはならない。
木ネジ2本をはずしてみると、このようになっていた。以前緩んだものの横に付け直した跡がある。
そもそもこの壁の厚さは約0.5インチ。フックなど負荷のかかるものを留めるには、木ネジでは役不足だ。ボルトのように反対側からウォッシャーとナットで留めるマシーン・スクリューを使わなければならない。
そこで上の写真左側の穴を利用して、マシーン・スクリューで装着し直した。
ベースの下の壁は若干はがれているところもあったので、自宅にあった同幅のティークの端切れを挟んで補強した。
尚、真鍮製のマシーン・スクリューは径6番、長さ1.5インチの物を使用。
現在、裏側から真鍮のウォッシャーとナットで留めてあるが、ナットから約1/4インチ突き出している。そこにキャップ・ナットを被せる予定。ともかくしっかり留まって安心だ。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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