木製オールはVバース左舷側の棚の下、ウィスカー・ポールは同右舷側の棚の下が新しい収納場所。
棚の下のコート・フックはティークの下敷きもせず、フックに付いてきた木ネジを使って直接装着。
補強のためフックと棚の板の間には3M5200を潤沢に塗った。また、木ネジの先端が約1mm 棚の上に顔を出すので、突き出た先端部はヤスリでフラッシになるように削った。その後色の合った鉛筆型のウッド・フィラーでタッチアップして作業完了。
適当な長さに切ったレイテックス製ゴム管はテグスを幾重にも巻いて結んで輪っかにする。
耳(下の突き出た部分)を引っ張るとフックへの脱着も簡単。
左舷側に収納したオール。
全体像。棚の下に無理なく収まる。このゴム管は強く、フォアの1本だけでもオールを定位置に支えられる。
右舷側にはウィスカー・ポール。こうしてしゃがんで見ても棚の下に収納していることは殆ど分からない。立っている時は見えない。
整理後のクォーター・バース。置いているものの出し入れが簡単になった。
現在クォーター・バースにあるもの:
小さい星条旗の付いたフラッグ・ポール1本(コックピット側の壁に沿って置いてある)、折り畳み式椅子型クッション2つ(日本の座椅子みたいなものだがもっと大きい)、脱着式スイム・ラダー1つ(ハルの内壁に立てかけてある)、箱に入れたミニ・ギャリー2000(ミニ・プロパン・ボンベ使用のギンボル式コンロ)、および小箱1つ(ウィンチ・ハンドル、ブーム・ヴァング、コイルしたライン2~3本入り)。
中央に見える折り畳んだ白っぽいものはコンパニオンウェイの差し板(3枚)を挟むための小さなカーペット。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒USヤフー!フリッカ・グループ
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標題とは関係のない、YouTube に出ている世界各地のフリッカのビデオ、三日目は、
(5) カートップならぬキャビントップ。荷物を運ぶのに便利かもしれないマリーン用バーリントン・ラック・システムを付けたフリッカ、ピカチュー。[その1] と [その2] 。この海域は他でもないフリッカのデザインの母体となった昔の帆漁船 「ニューポート・ボート」 の活躍したロード・アイランド州ニューポート沖だ。ピカチューの写真は[ここ] にある。
(6) 同じく [ピカチュー]。西海岸の買い手のために撮ったビデオらしい。1983年中頃以前の古いモデルのフリッカの様子が良く分かる。尚、boomkin をブームキンと言っているが、船乗りはバンプキンと呼ぶ。
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