2014年5月18日日曜日

キング・ハーバーの主の無いフリッカ 2

昨日見たフリッカのコックピット。

大小のフェンダーその他の船具類で雑然としている。









残念ながら艇名は完全には読み取れない。コックピット・シート上はティークが張られているのではなくティーク・グレイトが置かれているだけなのだろうか。

垂れ下がったセイル・カバーは鳥たちの落し物にまみれているが、その下のセイル自体はどうなっているのだろう。




それにしてもあちこちに置かれたフェンダーの数が多い。フェンダーは下げるもので置くものではない。フェンダー収集でもしていたのか。

コーミング上に2本縦列に並んだスターン・クリート。

その上方のティラーは朽ちてラダーから抜け落ちている。


(2007年まで瀬戸内で丁寧に乗られていた [432番艇] も横浜の新オーナーの下に移動後5~6年経った今、朽ち果てたティラーがコックピット・ソールに落下したままになっているとの事。次のオーナーによりケアされるのはいつのことだろう。ちなみにセレニティーも前オーナーの死去後3~4年は南カリフォルニアの常設アンカーに係留されたまま放置されていた。ティラーはカバー無しだが付いていた。しかしそれも3年後敢え無く [腐食して交換] 。交換後係留時は必ずカバーを付けている。)

MOB (Man Overboard) ポール、リング・ブーイー等、この艇の往年の海上での勇姿を想像させる。

スターンにはスウィム・ラダーも付いている。カタリナ島を初め色々な所へ行ったのだろう。









(写真はPSC製434艇中、番数・艇名いずれも不詳のフリッカです。)
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