フリッカ・フレンズの [ニューズレター最新号] が出た。
スピネイカーを揚げて快走するパシフィック・ノースウェストのサンパギータ。
今回の号はハリケーン・アイクで陸に打ち上げられたキティウェイクの復旧時の様子、ザンジバーのキャビントップのハンドレイル新作・換装、自作艇レッド・ラスカルのヘッドやギャリー造作時の様子などを掲載。
上の写真、サンパギータのスピネイカーは左右対称のシメトリカル・スピン。フリッカでアスピン(アシメトリカル・スピン)ではないスピネイカーを揚げている艇は珍しい。フリッカだけでなくクルージング艇ではアスピンがどんどん主流になっている。レース艇でもアスピンにする者が増えているそうだ。新調する者でスタンダード・スピネイカー(シメトリカル)を注文する者は長期外洋クルーズに行く場合は別として皆無と言って良いだろう。セレニティーでも作るとすればアスピンかドリフターだ。
(写真はPSC製434艇中、番数不明の1985年製 Sampaguita です。)
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