この艇もハル番号、艇名共に不明。船籍番号からするとルイジアナ州登録艇の様だ。
メイン(スライディング)ハッチを見ると1983年以前に造られた艇であることが分かる。
しかしバウの航海灯はすでにバウに仕込まれた窪みではなくステム上にあり、バックステイもトランサム装着のチェインプレイト(左右計2本)から伸びているのでハル・モールドは新しいものに代わったがデッキ・モールドはこれからという微妙な時期(1983年前半頃か)の造船らしい。
話は変わるがアメリカでこの様なドックを見るのは初めてだ。パンツーンにスティール製又はアルミ製のフレイムが乗り、その上にコンクリート板を張ってあるが構造が剥き出しで、何と言ってもクリートがフレイムに装着されドック内側に曲がっているのがユニーク。日本製かも知れない。
(写真はPSC製434艇中、番数・艇名いずれも不詳のフリッカです。)
⇒ フリッカ・データベース