オーナーがスターンに装着したソーラー・パネル。
100W のパネル1枚で180アンペア時のバッテリー・バンクを殆どいつでも満充電しておくことが出来るそうだ。
この写真は艇を自宅の庭に陸置きしている時の写真だが、マストの起倒時はパネルを簡単に取り外せる。
直径1/4インチのボルト4本と電線用のクリップ・オン式防水型 [MC-4 コネクター] を外すだけ。
脚や水平部のフレイムは幅2インチ厚さ1/4インチのアルミ(6160)板。
L字型に組んだアルミ板とガセット(三角形補強板)のアーク溶接は近くの溶接屋の仕事。
実は垂直の脚部分が厚さ1/4インチのアルミ板だとしなるので、この写真の撮影後1/4インチのアルミ板をもう1枚合わせ、今は厚さ1/2インチになっているとの事。
もしやり直すとしたら水平部も含め全て最初から厚み1/2インチのアルミ板か、直径1インチのアルミ・パイプを使うのが良いだろうとは本人の弁。
垂直と書いたがスターン・プルピット・レイルのサポートは垂直ではなく、幾分アフトに傾斜している。
その分計算に入れなかったのでパネルは完全に水平にはなっていないが、充電はそれでも間に合っていると言う。
尚、脚はいずれもプルピット・レイルの脚(直径1インチ)にクランプで固定してあるが、クランプの個数は脚の厚みをトータル1/2インチにした時各3個に増やしたそうだ。
(写真はPSC製434艇中304番 Misty です。)
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