2012年12月27日木曜日

セレニティー 室内クッション用テンプレイトを作る

クッションを新作する場合、決して今まで使っていた古いクッションから型取りすべきではない。古いクッションは方々にガタが来て、形が崩れているので、新作用の型取りには使えない。実際の艇内スペースの実寸からテンプレイト(型紙)を起こすべきだ。というより、テンプレイト作りそのものを現場の艇内で行うのがベスト。

今回は(1) 古いクッションからカバーを外してフォームのアウトラインを紙に取る、(2) それを艇内スペースから採寸した数字で補正、 (3) それを艇内で最終チェックして仕上げる、という3工程を踏んで作業してみる。

先ずはガレージ・フロアーをきれいに清掃後、塗装屋さんなどの使うプラスティック・シートを敷き詰める。




シート上に乗っているのはラージ・フォーマット(大判)プリンター用の紙のロール。






これをテンプレイト用紙として使う。











旧フォームからアウトラインを取る。

Vバース・クッションは4インチの厚みの底面と上面で幅が異なるので型が2枚必要。











このアウトラインを艇内スペースから採寸した数字で補正しながら整形していく。















(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
フリッカ・ニューズレターのページ (2~3年新しい号が出ていなかったが、先月編集者が以前の人物に戻り、復活した。復活版第1号の写真特集号も既にアップロードされている。)