クリスマス・イブの月曜日、久しぶりの晴天。艇でクッション用テンプレイトのフィットを確認、その場で最終補正を行う。
Vバース左舷側、クッション底部のテンプレイト(型紙)。艇のセンターラインをベースにして各辺に補正を加えた。
余分な箇所はカット、不足箇所は紙をテープで継ぎ足してテンプレイトの最終版が完成。
フォア・ピーク部分は実際は左右舷を合わせた1枚の台形状のクッションを作る。
Vバース手前部分。
左隅の三角形の斜めの盛り上がり部分はファクトリー製品では特別何も手当てをしてなかったので、それに習う。
ひっくり返して裏表逆にすると右舷側のテンプレイトになる。
しかし、どういう訳か、一等手前のフィラーに隣り合わせの部分が完全な左右対称ではなく、右舷側の方が左舷側より少しづつ末広がりになっており、手前の端で1/4インチ広いことが分かった。フォームやカバーをカットする時、右舷側だけその分裁断用の線を補正することにする。
尚、この日は厚さ4インチのクッションの上面の広さのテンプレイトも同様にファイナライズしたが、写真は省略する。
これはフィラーの合板用テンプレイト。
合板は当初ファクトリー製クッションの合板をそのまま継続して使おうと思っていたが、フォームを取り外した時、合板の質の悪さにあきれてしまった。クッション・カバーはその合板に無数のステイプル(ホッチキスの針)で留めてあったのだが、それを1本1本抜く程の価値が全く無い代物。よって厚さ1/2インチ合板で新作する。
この部分のフォームは底面も上面も同サイズで、各辺をこの合板より3/4インチ外に押し出した形で一回り大きくカットする。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのリグ