セッティー背もたれ裏の収納、セッティー・シート下の収納、いずれも個室ヘッドと通気口で繋がることになるので個室ヘッド自体がどのように換気されているのか紹介しておこう。(日本のヤフー・フリッカ・グループでは数年前に紹介済み。)
バルクヘッドに開けた直径1インチの孔に装着したカウル(右)。
カウルの下から孔を覗いたところ。
反対側の個室ヘッド内。
小径だが手をかざすと空気の流れが感じられる。
それは空気の通り道があるからだ。
個室ヘッドのドアに開けた直径1インチの孔。
ドアを開けてドアの内側から見たところ。
キャビン内の通風には [ソーラーヴェント] による強制換気が功を奏している。
また個室ヘッドにはヘッド後方にあるオープン収納スペースからもエアーが入って来る。収納スペースはコックピット・コーミングの中で隣り合わせのコックピット・ロッカーと繋がっており、コックピット・ロッカー蓋の周辺が通気口の役を果たしている。無論在艇中は個室ヘッドのポートライトやドアも開閉するので換気は良い。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)