両舷中間部だけを外した状態のフル・インクロージャー・コックピットの中は [ドックから撮影] したものを以前掲載した。
大した違いはないがこれはキャビン内から見たところ。
エンジン・ダッシボード。
以前はカバーが掛かっていたので分からなかったが、キーの差込口が失くなっている。
どうしたのだろう。まさかとは思うが意図的に差込口のユニットを取り外せるようにでもしてあるのだろうか。
(真偽の程は分からないがヤンマーでは同じキーが同型ダッシボード全てに共通して使える、つまりある艇で使っているキーが他の艇でもそのまま使えるということを何処かで読んだことがある。無論バッテリーのマスター・スイッチを切っておけば誰かがキーを差し込んでターンしてもオンにはならないので心配は無用だが。)
スライディング・ハッチのトリムにもグラブ・ハンドルが付いている。ドジャーが付いているので残念ながら実用には使えない。
両舷とも夫々4本分のロープ・クラッチがあるのでキャビントップ・クリートがなくても帆走時のライン・ハンドリングに困ることはない。しかし何回も書くがこの艇は係留時のレイジー・ラインの整理の仕方をもう少し考えた方が良い。
(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)