この艇の個室ヘッドにはハンド・ヘルド式のシャワーが付けてある。
もともと個室ヘッドのソール(床)にはどのフリッカでもシャワー・サンプ(排水ポンプ)に繋がる排水口を開ける場所に円形の窪みがモールドで造りこまれているが、ここを体を洗うシャワー・スペースとして使っているのなら実際にサンプ用に排水口が開けてあるはず。
この写真ではタオルかマットを置いてあるため確認できない。
尚、通常シャワーの排水はビルジに送り込まれる。
またシャワー用水が水かお湯かも気になるが、配管はアウトボード側の壁に装着されたコック、それから伸びた白いホースしか見えない。水の場合、海水か清水かも判断がつかない。
ヘッド後方のスペースにグレーの5ガロン・タンクが見えるが、もしかしたらそれが水源用かも知れない。タンクをサイドデッキに置きポートホールを開けこの白いホースで取水すれば、位置エネルギーを使ってヘッド・カバーの上に腰を下ろした状態でシャワーを浴びられる。
(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
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