2012年4月18日水曜日

アレッサンドラ エンジン

ヤンマー1GMは1985年製からボア・アップされて1GM10となった。

1985年製アレッサンドラのエンジンも1GM10。

エンジン下部、冷却水ホースにT字型コネクターが取り付けられている。


これはエンジンを停止する前の5~6分、バケツに入れた水道水でエンジンの冷却水経路に付いた塩分を洗浄するためのもの。エンジンが暖かい中に(塩分が固体となってこびリ付く前に)洗い流してしまうので効果的。

エンジン下のスペースに格納してあるホースの先端を引き出し、バケツの水に突っ込み、海水取水口のスルーハル・コックを閉じればバケツの水がエンジンの冷却水経路を流れる。

この艇には付いていないようだが、Tコネクター自体にコックを付ければ水源切替えの制御がしやすい。

シーコックは既にグロウコ(Groco)製のボール・バルブ式になっている。






1984年艇ではまだウィルコックス・クリッテンデン(Wilcox-Crittenden)製のプラグ式。

(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
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