2015年3月12日木曜日

ザンジバー再訪 STBサイド

バックステイは逆Y字のスプリット・ステイではなく各舷側のステイが別々にマストヘッドまで到達するデュアル・ステイズ。

スターン・プルピット・レイル、ライフライン、バウ・プルピット・レイル、全て2段式。





両舷共スターンのティーク上、バックステイのアウトボード側(外側)にブロンズ製チョックが装着されている。ファクトリー装着品かも知れない。

コックピット・コーミング上にあるパンプ・アウト用デッキ・フィルは84年製のセレニティー同様、未だ右舷側にある。



90年代の艇では左舷側。

マストやブームは既にキニヨン製ではなくルフィール製に移行している。















フォアデッキ・クリートは平行2本の後期フリッカ仕様。

しかし、89年でもスライディング・ハッチを格納するシーフッドは未だオプションだったらしくこの艇には付いていない。



バウスプリット先端のクランズ・アイアン(写真はクリックで拡大)の上のヒレにある2つの孔は後ろをジェノア用として使い、前はスピネイカー用に開けてある。(クランズ・アイアンについては [こちら] 。)

(写真はPSC製434艇中387番目 Zanzibar です。)
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