
以前にも書いたことがあるが、後期艇では各スルー・ハルのシーコックが新型になった。また海水ストレイナー(ろ過器)を通過した後の水がエンジンの冷却水ポンプへ流れるホースがイナー・ライナーの手前フラットな部分に孔を開けて通してある。84年製セレニティーでは孔はエンジン下の一段低くなったパンの部分に開けてある。この変更はエンジン運転中にこのパンに溜まったエンジン・ウィープ・ホールからの水をエンジン停止後に拭き取りやすい様にとの配慮だろうか。
セレニティーでは運転時間にもよるがウィープ・ホールからの水は毎回10~20cc程しかない。少量の水なので拭き取る時にホースがパンを突き抜けていても邪魔と感じたことは無い。エンジン・オイル・フィルター交換時も何の不便もない。新型レイアウトではどうだろうか。
尚、開口部両脇にあるティークの木片はコンパニオンウェイ・ベースのティーク板の押さえで、この木片と下の白いファイバーグラスの間にベース板を滑り込ませる。新型ではベース板の着脱をやり易くするため木片の長さを約4割短くしてある。


エンジンやエンジン・ルームが全体的に埃っぽい。ついエンジンの定期メンテは実行しているのかと疑ってしまう。
こういうところは特に常時クリーンにしておくことが肝要。いつもクリーンなら異常も見つけやすい。

画面上部、昨日書いた冷却水用ゴム管2本のレイアウトが見える。
尚、艇の喫水はミキシング・エルボーのエンジン側取り付け部、管の底辺あたり(昨日の写真では画面右側、マリーン合板の下辺と白いファイバーグラスのイナー・ライナーの上辺が合うあたり)。
(写真はPSC製434艇中387番目 Zanzibar です。)
⇒ フリッカのスペック