昨日の写真とは別の日の撮影らしくVバース棚には二つのコンテイナーとプラント1個が乗っている。
今日はVバースのクッションを外してその下にある燃料タンクと収納スペースを見る。
基本形は1983年末に新デッキ・モールドになって以来変わっていない。
手前の二つは所謂イナー・ライナーに作り込まれており、ハルとは隔離されている貴重なスペース。
真ん中の二つはアクセス口が二つあるだけで実際のスペースはひとつ。ここはハルから隔離されていないのでビルジや軽油の臭いが直接伝わって来る。
良く見るとこの艇のオーナーは此処に入れるものがハルを擦らない様に気遣い、プラスティックのマットを敷きその上に黄色い陸電コードその他を収納している。
一等前、フォア・ピークにある船内機用アルミ製燃料タンク。
セレニティーにはインスペクションやクリーニング時用の [小さなポート(ハッチ)] が付いている。燃料メーターも型が異なっているのでタンクのサプライヤーが変わったのだろう。この新型ではタンク内にアクセスする時はメーターの付いているプレイトの8本のネジを外す必要がある。
(写真はPSC製434艇中387番目 Zanzibar です。)
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