チェインのサイズに合わせた [専用商品] も出ているが、1色8~10個で店により約15~30ドルと高い。
セレニティーでは海面からバウ・ローラーまでの高さを約5フィートとして5フィート目のところを基点とし、そこから20フィート目のところに黄色を付けた後、30フィート目に青、40フィート目に橙、50フィート目マジェンタ、と通常一番気になる部分は10フィート刻みでマークしていった。その後は20フィート飛んで70フィート目にまた黄色、と計5箇所にマーク。
(* チェイン長は海面からバウ・ローラーまでの高さ5フィート分を引いて計算すべきなので実質87フィート。)
チェインに続く112フィートのライン(ロープ)にはマーキングはしていない。通常SF湾の錨泊地ではチェイン87フィートで必要なスコープ(全チェインの場合5:1)は全てカバーできる事が主な理由。ラインはチェイン接続部の1水深長分を除き、繰り出す時にチェインのように自重で走って行かないので、両手交互に手繰り出す時に素早く1フットづつ出す感覚をつかんでおけば、通常の使用範囲で不自由することはない。
尚、スターン・アンカーのチェイン長は45フィートと短いので通常いつでもチェイン全量を出すことにし、その後に続くラインをクリートにヒッチしているのでマークしていない。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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