2012年11月13日火曜日

セレニティー チェイン・マーカー

アンカリング時、アンカー・チェインを幾ら出しているのか分かるようにするためのマーカー。

チェインのサイズに合わせた [専用商品] も出ているが、1色8~10個で店により約15~30ドルと高い。

セレニティーでは近くのホームセンターでプラスティック製ケーブル用タイ100本入り(数色パッケージ)を約3ドルで購入した。



各リンクに2本づづ、3リンク連続、計6本を1セットとしてマーカーにする。







チェイン上のマーキングの間隔やマーカーの色は艇に合わせた [個人の好み] で良い。






セレニティーでは海面からバウ・ローラーまでの高さを約5フィートとして5フィート目のところを基点とし、そこから20フィート目のところに黄色を付けた後、30フィート目に青、40フィート目に橙、50フィート目マジェンタ、と通常一番気になる部分は10フィート刻みでマークしていった。その後は20フィート飛んで70フィート目にまた黄色、と計5箇所にマーク。

セレニティーのバウ・アンカー・チェインは全92フィート* なのでそれで充分。







(* チェイン長は海面からバウ・ローラーまでの高さ5フィート分を引いて計算すべきなので実質87フィート。)

無論余分な部分はハサミで切り落とす。










毎年チェックして欠落していたら補充したい。










チェインに続く112フィートのライン(ロープ)にはマーキングはしていない。通常SF湾の錨泊地ではチェイン87フィートで必要なスコープ(全チェインの場合5:1)は全てカバーできる事が主な理由。ラインはチェイン接続部の1水深長分を除き、繰り出す時にチェインのように自重で走って行かないので、両手交互に手繰り出す時に素早く1フットづつ出す感覚をつかんでおけば、通常の使用範囲で不自由することはない。

尚、スターン・アンカーのチェイン長は45フィートと短いので通常いつでもチェイン全量を出すことにし、その後に続くラインをクリートにヒッチしているのでマークしていない。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのリグ