艇内の配管。
この壁はエンジン・ルームの右舷側。
暖まった空気がこの太い管を通じて室内に向かう。
室内への吹き出し口はエンジン・ルーム・アクセス口の蓋に仕込んである。
左下の黒い口が吹き出し口。
良く見ると、吹き出し口の部分だけエンジン・ルーム・アクセス口の蓋をカットして固定式にしてあるのが分かる。
ちなみにやはりエスパーを搭載している412番艇 Dulcinea では [こうなっている] 。
サーモスタットは右舷側のVバースとセッティー間のバルクヘッドに装着。
これはVバース下にあるエンジン用燃料タンク。
エスパー用燃料もこのように同じタンクから供給している。エスパーは供給された燃料を全部燃やすのでエスパーからのリターン・ラインは無い。
尚、以前書いたようにエスパーを使うのにエンジンをかけることは不要。エンジンとは無関係に稼働する暖房機だ。
(写真はPSC製434艇中、294番目 Sally Ann です。)
⇒ www.yachtworld.com キーワード欄に Flicka と入れてサーチ・ボタンをクリック。