装着はテーブル側から始めた。
ロード・ポイント(負荷を受ける軸の部分)が木の脚を立てた場合のおよそ中心に来るように装着した。
壁側の装着位置は上の横木と金具の天辺の間が3インチ弱。
ここまで上げないと畳む時サポートが折り曲がり切れない。
尚、 [メーカーのカタログ] (435ページ)では装着はこの写真と上下が逆、装着金具の向きも外向きではなく内向きになっている。セレニティーでシリンダーの向き、装着金具の向きをこのようにしたのは (1) テーブルを降ろす時の使い勝手、(2) テーブルは厚いのでネジ2本でしっかり固定できるが、ギャリー側の壁は大変薄く、ネジ4点支持の方が安心、(3) テーブルを広げてセットしてある時の負荷のベクトル(方向)から言って金具は外向きの方が強く対応できるはず、との理由から。
テーブルを畳む時はサポート基部側に指をかけておいてテーブル右端を少し持ち上げる。
つっかえが外れた状態でテーブルを降ろすとサポートが収縮開始。
テーブルを降ろし続ける。
同上。
サポートが完全に収縮した状態で基部が折れ曲がり続ける。
そのままテーブルは降り続ける。
このまま壁と平行になるまで降りる。
尚、テーブル側の装着がもっと内側だったり、壁側の装着がもっと下だったりするとある角度で止まってしまい垂直にならない。
テーブルをセットする際はテーブル右端を持ち上げるだけ。テーブルが水平になるとカチッと音がしてつっかえがセットされる。
上から2枚目の写真で分かるようにこの種のサポートとして最適の45度からは程遠い。この状態でカタログ値の55kgを支えるのは無理ではなかろうか。テーブル以外の荷重(テーブルの上に置く物の重量)はせいぜい最大10kg、安全圏はその半分程と心得た方が良さそうな気がする。今まで何ともなかった思わず手を突いて立ち上がるなどの行為も避けようと思う。しかし食事をしたり、ノートブックを使ったり等の軽作業には充分使える。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのスペック