シアトルのフリッカ、トゥーカンの新オーナーが初めてのドック・サイド・バーベキュー。
オーナー夫婦(左奥+右手前)と友人夫婦、計4人で和やかな夕べ。
フリッカのコックピットは20フィート艇にしては広い。外洋艇としては広すぎると言う人もいるかも知れない。しかし、そのスペースはこういう時には便利だ。
尚、同週末の金曜日夜には仕事の後二人で対岸の島に錨泊しに行ったそうだ。前オーナー夫婦同様、なかなか活動的な夫婦のようだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中340番 Toucan です。)
⇒ [ジェイスンのブログ]
2011年7月31日日曜日
2011年7月30日土曜日
サウス・ダコタのフリッカ
夏のフリーウェイではパワーボートにしろセイルボートにしろ自艇をトレイラーで引っ張る姿を良く見かける。
これは [サウス・ダコタ] 船籍のフリッカ。ハイウェイを牽引中一休み。内陸部だが湖や大河でセイリングするのだろう。
バウの航海灯がステム上の両側に設置されている一番古い型のPSC製フリッカだ。ポートライトのフレームも安価に選べた白いプラスチック製。年に何回セイルしているのか知れないが、艇もトレイラーも大変良好な状態。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳、恐らく1970年代末のフリッカです。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
これは [サウス・ダコタ] 船籍のフリッカ。ハイウェイを牽引中一休み。内陸部だが湖や大河でセイリングするのだろう。
バウの航海灯がステム上の両側に設置されている一番古い型のPSC製フリッカだ。ポートライトのフレームも安価に選べた白いプラスチック製。年に何回セイルしているのか知れないが、艇もトレイラーも大変良好な状態。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳、恐らく1970年代末のフリッカです。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
2011年7月29日金曜日
7月23日土曜日の風 2 (Videos)
60~70年代のPOP音楽を聴きながら北上を続ける。
メインは依然ダブル・リーフ。
マリーナから3.5マイル地点、ハンターズ・ポイント沖でタック。キャビントップから撮影。メインはシングル・リーフに戻した。
35フィート艇の近くを帆走。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカの歴史
メインは依然ダブル・リーフ。
マリーナから3.5マイル地点、ハンターズ・ポイント沖でタック。キャビントップから撮影。メインはシングル・リーフに戻した。
35フィート艇の近くを帆走。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカの歴史
2011年7月28日木曜日
7月23日土曜日の風 1 (Videos)
2時前そこそこの風(約10ノット)で北上中。
右舷前方に見える40フィート艇はケブラーのメインスルを揚げたのは良いが、ファーリング・ジェノアを開く段階になって問題が発生。フットが約1.5m開いたところでファーラーがジャム、それ以上開かない。最初ビーム・リーチで北上しながら対処しようとしていたが、10分程経過してブロード・リーチに転針、開いた部分も一端巻き戻して再度トライしたが結果は同じ。そのまま開く努力をしながらイースト・ベイ方向へ流れて行った。セントラル・ベイのレースに参加しようと出航したはずが、とんだサプライズだっただろう。
まだ開ける途中のジャムで良かったが強風で縮帆しなければならない時にジャムしたら大変だ。ジャムはメンテの悪いファーラーにはいつか必ず起こるので注意。(こういう事はマーフィーの法則で一番起きて欲しくない時に起こりやすい。)小生どものヘッスルはハンク・オンだからジャムの心配はない。
余計な話を書いてしまった。風はまだ11ノットながらルーティーン・ドリルの積もりでメインをダブル・リーフ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ www.yachtworld.com キーワード欄に Flicka と入れてサーチ・ボタンをクリック。
右舷前方に見える40フィート艇はケブラーのメインスルを揚げたのは良いが、ファーリング・ジェノアを開く段階になって問題が発生。フットが約1.5m開いたところでファーラーがジャム、それ以上開かない。最初ビーム・リーチで北上しながら対処しようとしていたが、10分程経過してブロード・リーチに転針、開いた部分も一端巻き戻して再度トライしたが結果は同じ。そのまま開く努力をしながらイースト・ベイ方向へ流れて行った。セントラル・ベイのレースに参加しようと出航したはずが、とんだサプライズだっただろう。
まだ開ける途中のジャムで良かったが強風で縮帆しなければならない時にジャムしたら大変だ。ジャムはメンテの悪いファーラーにはいつか必ず起こるので注意。(こういう事はマーフィーの法則で一番起きて欲しくない時に起こりやすい。)小生どものヘッスルはハンク・オンだからジャムの心配はない。
余計な話を書いてしまった。風はまだ11ノットながらルーティーン・ドリルの積もりでメインをダブル・リーフ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2011年7月27日水曜日
カナダ・オンタリオ州のフリッカ
オンタリオ湖、ヒューロン湖、ジョージアン・ベイ、スペリオル湖、その他 [オンタリオ] には多数の湖があるのでトレイラーに載せて方々へ出掛けられるフリッカはオーナーにとっては堪えられないかも知れない。
見るからに1990年代に造られたフリッカ。
ポートライトはもちろん長方形。
バウの航海灯は視認性を高くするためステムからプルピット・レイルの上前方に移動している。
90年代にはフリッカの値段も随分高くなっていたが、反面内外装ともスタンダードになった装備も多かった。ハル両サイドのティーク製ラブ・ストレイクやミッドシップ・クリートもその例。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳のフリッカです。)
⇒ フリッカ・ホームページで今売りに出されているフリッカ一覧
見るからに1990年代に造られたフリッカ。
ポートライトはもちろん長方形。
バウの航海灯は視認性を高くするためステムからプルピット・レイルの上前方に移動している。
90年代にはフリッカの値段も随分高くなっていたが、反面内外装ともスタンダードになった装備も多かった。ハル両サイドのティーク製ラブ・ストレイクやミッドシップ・クリートもその例。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳のフリッカです。)
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2011年7月26日火曜日
南アフリカのアリグラ快走
南アフリカではフリッカのハルを造っている男がそれを販売したりして、自作のフリッカもいくつか造られていることは今まで何回か取り上げたが、これは同じ南アフリカ、ケイプ・タウンの [ハウト・ベイ] で帆走中のアリグラ。
既述のようにアリグラはデッキ長20フィートのフリッカのデザインを24フィートに引き伸ばしたもの。
ギャーフ・リグはマストが低く、セイル面積はマルコーニより大きく、そのCE(センター・オブ・エフォート)が低くなる。
写真ではメインをリーフしてあるのでCEが余計に低く見える。
ハーバー内に帰って来たところ。
補機は使っていないようだ。イナー・ジブ(ステイスル)とメインだけでの帆走。
メインとジブを反対舷に出したウィング・アンド・ウィングでの真下り。
バランスの取れた良い艇に見える。
(写真はいずれもフリッカの兄弟艇 Allegra 中、南アフリカ在の1艇、艇名不詳です。)
⇒ フリッカの歴史
既述のようにアリグラはデッキ長20フィートのフリッカのデザインを24フィートに引き伸ばしたもの。
ギャーフ・リグはマストが低く、セイル面積はマルコーニより大きく、そのCE(センター・オブ・エフォート)が低くなる。
写真ではメインをリーフしてあるのでCEが余計に低く見える。
ハーバー内に帰って来たところ。
補機は使っていないようだ。イナー・ジブ(ステイスル)とメインだけでの帆走。
メインとジブを反対舷に出したウィング・アンド・ウィングでの真下り。
バランスの取れた良い艇に見える。
(写真はいずれもフリッカの兄弟艇 Allegra 中、南アフリカ在の1艇、艇名不詳です。)
⇒ フリッカの歴史
2011年7月25日月曜日
キャビン内ティークにエピファンを塗布
フリッカ室内のティークにティーク・オイル、レモン・オイルなど、オイル類を塗っている者は多い。セレニティーでもレモン・オイルを塗っている。
ところが、PSCファクトリー出荷時は、オーナーの要望でオイル塗りか、ニス塗りか決められたらしい。後者の方が手間がかかり高価なオプション。
ニス塗りと言えば、何と言ってもサノマジックなど、プロの使うエピファンが一番のようだ。
PSCフリッカ71番艇、コンパニオンウェイ横のバルクヘッド。計器装着部からの水漏れで見かけがひどくなっていた。
白っぽく見えるのが水の流れた跡。オーナーのピーターは今までのオイルではなくエピファンを塗ることにした。下地づくりとして120グリッドのサンディングだけで周りのオイルで黒ずんでいた部分も簡単に白くなったという。その後残った僅かの明るさのちがいはエピファンを塗ると消滅したそうだ。(光沢の強い Epifanes [Woodfinish Gloss] 2層の上に、サテンのように渋い光沢の同 [Rubbed Effect] 1層を塗って仕上げた。)
エピファン塗布後。光沢は写真撮影時のフラッシのせいで、通常はこれ程までテカテカしていないそうだ。
これを見て、セレニティーでも早速今秋~今冬のオフ・シーズン・メンテ・リストにインテリア木部のエピファン塗布を書き入れた。雨のリークで [内壁が洗われた] 後、オイルを何回も塗っているが、痕跡は隠せない。エピファンなら、と希望の光が見えてきた。長年オイルが染み込んで暗くなったティークの室内も明るくできるかも知れない。楽しみだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中071番 Lady Bug です。)
⇒ フリッカ・データベースにある同艇の紹介
ところが、PSCファクトリー出荷時は、オーナーの要望でオイル塗りか、ニス塗りか決められたらしい。後者の方が手間がかかり高価なオプション。
ニス塗りと言えば、何と言ってもサノマジックなど、プロの使うエピファンが一番のようだ。
PSCフリッカ71番艇、コンパニオンウェイ横のバルクヘッド。計器装着部からの水漏れで見かけがひどくなっていた。
白っぽく見えるのが水の流れた跡。オーナーのピーターは今までのオイルではなくエピファンを塗ることにした。下地づくりとして120グリッドのサンディングだけで周りのオイルで黒ずんでいた部分も簡単に白くなったという。その後残った僅かの明るさのちがいはエピファンを塗ると消滅したそうだ。(光沢の強い Epifanes [Woodfinish Gloss] 2層の上に、サテンのように渋い光沢の同 [Rubbed Effect] 1層を塗って仕上げた。)
エピファン塗布後。光沢は写真撮影時のフラッシのせいで、通常はこれ程までテカテカしていないそうだ。
これを見て、セレニティーでも早速今秋~今冬のオフ・シーズン・メンテ・リストにインテリア木部のエピファン塗布を書き入れた。雨のリークで [内壁が洗われた] 後、オイルを何回も塗っているが、痕跡は隠せない。エピファンなら、と希望の光が見えてきた。長年オイルが染み込んで暗くなったティークの室内も明るくできるかも知れない。楽しみだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中071番 Lady Bug です。)
⇒ フリッカ・データベースにある同艇の紹介
2011年7月24日日曜日
7月16日土曜日の風 4 (Videos)
15.8ノットの南西風で快走。
この日の海上は空気が澄み、暑くも寒くもなく、帆走にこの上ない環境。
メインをシングル・リーフ。セントラル・ベイは20ノット以上の風が吹いているが、最近は海を殆ど一人占めできるこのサウス・ベイでのセイリングを楽しむことが多い。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)
この日の海上は空気が澄み、暑くも寒くもなく、帆走にこの上ない環境。
メインをシングル・リーフ。セントラル・ベイは20ノット以上の風が吹いているが、最近は海を殆ど一人占めできるこのサウス・ベイでのセイリングを楽しむことが多い。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)
2011年7月23日土曜日
7月16日土曜日の風 3 (Video)
タック後、南行。
逆潮の中、15+ノットの風で対地艇速4.8ノット、11ノットに落ちると3.8ノットの艇速、とまだ南西の風が一定していない。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・データベース
逆潮の中、15+ノットの風で対地艇速4.8ノット、11ノットに落ちると3.8ノットの艇速、とまだ南西の風が一定していない。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・データベース
2011年7月22日金曜日
アラミダのフリッカ 2
昨日のフリッカと同じマリーナに陸置きされたフリッカ2艇中の1艇。
スパー(マスト、ブーム)は外してある。ユニークな形状のスターン・プルピットが目を引く。
こちらはスライディング・ハッチの形から言って1983年以前の造船だ。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳のフリッカです。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
スパー(マスト、ブーム)は外してある。ユニークな形状のスターン・プルピットが目を引く。
こちらはスライディング・ハッチの形から言って1983年以前の造船だ。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳のフリッカです。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
2011年7月21日木曜日
アラミダのフリッカ
[ドリーム・キャッチャー] のいるSF湾アラミダの某マリーナ。小生らが訪れた2年前にはそのマリーナには都合3杯のフリッカがいた。
ところが昨年5月、その数が7杯(ドック係留5、陸置2)に達したらしい。同マリーナのアシスタント・ハーバー・マスターの朝の日課はマリーナ内を何か異常はないか、くまなく巡視して歩くことで、その男の話だから間違いはないだろう。
これは係留艇のひとつ。ネヴァダ州船籍だから、州境のレイク・タホでセイルしていたものと思われる。
造船時期はポートライト、スライディング・ハッチ、スターン・プルピット・レイルの各形状などからセレニティーとほぼ同時期と思われるが、ステム上部に航海灯がない(多分バウ・プルピット・レイルに装着してある)ので1985~86年頃製か。
フォアデッキにプロパン・タンクが載っているが、空気より重いプロパンはリークしても水と同様、両舷のスカッパーから艇外に排出されるのでその点は安心だ。しかし、ここからギャリーへの配管はその経路が大きな疑問。常設タンクではなく、仮置きなのだろうか。
尚、画面左奥に見える白い艇も、ラダーを外してあるがフリッカだ。大方 [この艇] に間違いない。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳のフリッカです。)
⇒ 日本のヤフー・フリッカ・グループ
ところが昨年5月、その数が7杯(ドック係留5、陸置2)に達したらしい。同マリーナのアシスタント・ハーバー・マスターの朝の日課はマリーナ内を何か異常はないか、くまなく巡視して歩くことで、その男の話だから間違いはないだろう。
これは係留艇のひとつ。ネヴァダ州船籍だから、州境のレイク・タホでセイルしていたものと思われる。
造船時期はポートライト、スライディング・ハッチ、スターン・プルピット・レイルの各形状などからセレニティーとほぼ同時期と思われるが、ステム上部に航海灯がない(多分バウ・プルピット・レイルに装着してある)ので1985~86年頃製か。
フォアデッキにプロパン・タンクが載っているが、空気より重いプロパンはリークしても水と同様、両舷のスカッパーから艇外に排出されるのでその点は安心だ。しかし、ここからギャリーへの配管はその経路が大きな疑問。常設タンクではなく、仮置きなのだろうか。
尚、画面左奥に見える白い艇も、ラダーを外してあるがフリッカだ。大方 [この艇] に間違いない。
(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳のフリッカです。)
⇒ 日本のヤフー・フリッカ・グループ
2011年7月20日水曜日
7月16日土曜日の風 2 (Video)
風は約10ノットになったが、まだまだボサノバ的にのんびりと。それにしてもこの風は心地良い。
そう言えば2016年のオリンピックはリオ・デ・ジャネイロがホスト。後3~4年すればまたボサノバが流行りそうだ。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのスペック
そう言えば2016年のオリンピックはリオ・デ・ジャネイロがホスト。後3~4年すればまたボサノバが流行りそうだ。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのスペック
2011年7月19日火曜日
2011年7月18日月曜日
ホース噴射口
ドックの専用水道ホースには艇を水洗いしやすいように先端にノズルを付けている。
ノズルと言えば、ホームセンターに行くと直射、シャワーなど何種類も噴射形を変えられ、ピストルの引き金式に噴射をしたり止めたりできるプラスチック製のものが [何種類も並んでいる] 。
しかし、実際に買って使ってみると大きいので取り回しに苦労する。引き金も約半年で具合が悪くなりそこから四方八方に水が飛び出るようになってがっかりさせられた。
落ち着いたところは昔ながらのこの真鍮製ノズル。消防ホースの先端に付けるものに酷似している。直射からシャワーへの転換も、ノズルをひねって調整するだけで無限。値段は能書きと見かけだけファンシーな上記プラスチック製のものに比べて半額程度。しかも耐久性は半永久的。もう5年間ドックに置いたまま毎週使っているが、何の不具合もない。
と言う訳で、[12Vポンプ] のホース先端にも真鍮製ノズルを付けることにした。
直射機能だけあれば良いので一番小型でシンプルなこの品を選んだ。動くパーツはない。耐久性はさらに伸びる。
12Vポンプのホース内径1/2インチに合わせるため同じく真鍮製のコネクターも購入したが、二つ合わせても約10ドルと大変安価。
これでアンカー・チェインに付いたヘドロも、艇へのチェイン取り込み前に簡単に洗い流せる。
(写真、ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity 関係の品物です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)
ノズルと言えば、ホームセンターに行くと直射、シャワーなど何種類も噴射形を変えられ、ピストルの引き金式に噴射をしたり止めたりできるプラスチック製のものが [何種類も並んでいる] 。
しかし、実際に買って使ってみると大きいので取り回しに苦労する。引き金も約半年で具合が悪くなりそこから四方八方に水が飛び出るようになってがっかりさせられた。
落ち着いたところは昔ながらのこの真鍮製ノズル。消防ホースの先端に付けるものに酷似している。直射からシャワーへの転換も、ノズルをひねって調整するだけで無限。値段は能書きと見かけだけファンシーな上記プラスチック製のものに比べて半額程度。しかも耐久性は半永久的。もう5年間ドックに置いたまま毎週使っているが、何の不具合もない。
と言う訳で、[12Vポンプ] のホース先端にも真鍮製ノズルを付けることにした。
直射機能だけあれば良いので一番小型でシンプルなこの品を選んだ。動くパーツはない。耐久性はさらに伸びる。
12Vポンプのホース内径1/2インチに合わせるため同じく真鍮製のコネクターも購入したが、二つ合わせても約10ドルと大変安価。
これでアンカー・チェインに付いたヘドロも、艇へのチェイン取り込み前に簡単に洗い流せる。
(写真、ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity 関係の品物です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)
2011年7月17日日曜日
Toucan 新しい母港へ引越し
パシフィック・ノースウエストのフリッカ、トゥーカンは前代のオーナーがシアトルに住んでいるものの、艇は最近ずっと南西の [オリンピア] に置いていたので、新オーナーのジェイスンは友人をクルーにして家に近いシアトルまで回航した。
給油のため立ち寄った途中のマリーナにて。
ずっと北に上って、シアトルと殆ど同緯度の [ブレイクリー・ハーバー] で錨泊。
直接シアトルに向かっても時間に大差はなかったが、島の湾で一泊。トゥーカンにはコックピット全体がベッドになる [仕掛け] がある。
翌日、シアトル北部にある [目的地のマリーナ] に到着。
早速マリーナのパンプアウト・ステーションでホールディング・タンクを空にした。
コックピット・コーミングの上にティークを張ってあるフリッカではパンプアウト用のデッキ・プレートがこの位置(スターン)にあるようだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中340番 Toucan です。)
⇒ [ジェイスンのブログ]
給油のため立ち寄った途中のマリーナにて。
ずっと北に上って、シアトルと殆ど同緯度の [ブレイクリー・ハーバー] で錨泊。
直接シアトルに向かっても時間に大差はなかったが、島の湾で一泊。トゥーカンにはコックピット全体がベッドになる [仕掛け] がある。
翌日、シアトル北部にある [目的地のマリーナ] に到着。
早速マリーナのパンプアウト・ステーションでホールディング・タンクを空にした。
コックピット・コーミングの上にティークを張ってあるフリッカではパンプアウト用のデッキ・プレートがこの位置(スターン)にあるようだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中340番 Toucan です。)
⇒ [ジェイスンのブログ]
2011年7月16日土曜日
7月8日金曜日の風 3 (Videos)
ハンターズ・ポイントに近づいたところでいつものように風が落ちた。タックして風のある海域に引き返す。
連れ潮になったので対地艇速6.0~6.1ノット。行き違いの27フィート艇はジブなし、フルメイン1枚での帆走。
この時点では風は16~17ノットしかないが、対地艇速は6.4~6.5まで伸びている。快走。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
連れ潮になったので対地艇速6.0~6.1ノット。行き違いの27フィート艇はジブなし、フルメイン1枚での帆走。
この時点では風は16~17ノットしかないが、対地艇速は6.4~6.5まで伸びている。快走。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2011年7月15日金曜日
アーゴシィー・ヴェンチャー
アーゴシィー・ヴェンチャーは1947年製、101フィートの木造ケッチ。今はSF湾や太平洋でのチャーター船として使われている。係留場所はセレニティーと同じマリーナだ。
出口に一番近いドックのエンド・タイに係留され、出入航時必ずと言って良い程見送り・出迎えをしてくれる船。
これだけ大きくても乗客は12人しか乗せない。余裕がある。
オーナーのビル・ベルモントはアメリカのいにしえのロック・バンド、グレイトフル・デッド(Greatful Dead)と親交のあった人物。
この船はグレイトフル・デッドのギタリスト、ジェリー・ガルシア(Jerry Garcia)の遺灰を太平洋に散撒するためにも使われた。
いつ、どんな天候の中で見てもどこか暖かい感じのする良い船だ。
バウスプリットと蔦のスクロールワークがあるので、フリッカ乗りとして殊更気に入っている。
スクロールワーク。
(写真はフリッカのペアレント風の品格のある木造ヨット Argosy Venture です。)
⇒ アーゴシィー・ヴェンチャーの写真や歴史
出口に一番近いドックのエンド・タイに係留され、出入航時必ずと言って良い程見送り・出迎えをしてくれる船。
これだけ大きくても乗客は12人しか乗せない。余裕がある。
オーナーのビル・ベルモントはアメリカのいにしえのロック・バンド、グレイトフル・デッド(Greatful Dead)と親交のあった人物。
この船はグレイトフル・デッドのギタリスト、ジェリー・ガルシア(Jerry Garcia)の遺灰を太平洋に散撒するためにも使われた。
いつ、どんな天候の中で見てもどこか暖かい感じのする良い船だ。
バウスプリットと蔦のスクロールワークがあるので、フリッカ乗りとして殊更気に入っている。
スクロールワーク。
(写真はフリッカのペアレント風の品格のある木造ヨット Argosy Venture です。)
⇒ アーゴシィー・ヴェンチャーの写真や歴史
2011年7月14日木曜日
テューズデイズ・チャイルド 3
帆走写真2枚。
3ノット弱の風だろうか。ドリフターが欲しい風情。
9~10ノットの風。フリッカはこの位で元気が出始める。
フリッカはおよその目安として新調のセイルで15~22ノット、古いセイルでは18~25ノットの風が一番楽しめるのではないかと思う。
(写真はいずれもPSC製434艇中336番目 Tuesday's Child です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
3ノット弱の風だろうか。ドリフターが欲しい風情。
9~10ノットの風。フリッカはこの位で元気が出始める。
フリッカはおよその目安として新調のセイルで15~22ノット、古いセイルでは18~25ノットの風が一番楽しめるのではないかと思う。
(写真はいずれもPSC製434艇中336番目 Tuesday's Child です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真
2011年7月13日水曜日
テューズデイズ・チャイルド 2
さらに係留中の写真2枚。
西海岸では殆ど皆無と言って良い、昔ながらの細い、しかも固定式(非フローティング)ドック。東海岸や五大湖地方ではまだ健在らしい。
テューズデイズ・チャイルドのディンギーは手漕ぎも帆走もできる。
(写真はいずれもPSC製434艇中336番目 Tuesday's Child です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
西海岸では殆ど皆無と言って良い、昔ながらの細い、しかも固定式(非フローティング)ドック。東海岸や五大湖地方ではまだ健在らしい。
テューズデイズ・チャイルドのディンギーは手漕ぎも帆走もできる。
(写真はいずれもPSC製434艇中336番目 Tuesday's Child です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
2011年7月12日火曜日
7月8日金曜日の風 2 (Videos)
北上を続ける。
チョッパー2機中、1機はホバリングでの救助訓練を終えて湾上を旋回。この後風がビルドアップ。西風13~14ノットになったところでメインをシングル・リーフした。
この時点で18~19ノット、ガストは20ノット。メインのシートを緩め、風を逃がしている。しかし、もう少し締め込んでセイルの形を整えたいところ。
メインをダブル・リーフした。これなら誰もウェザー・レイルに座らなくても、メインのシートを出さなくても、バランスが良い。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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チョッパー2機中、1機はホバリングでの救助訓練を終えて湾上を旋回。この後風がビルドアップ。西風13~14ノットになったところでメインをシングル・リーフした。
この時点で18~19ノット、ガストは20ノット。メインのシートを緩め、風を逃がしている。しかし、もう少し締め込んでセイルの形を整えたいところ。
メインをダブル・リーフした。これなら誰もウェザー・レイルに座らなくても、メインのシートを出さなくても、バランスが良い。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2011年7月11日月曜日
7月8日金曜日の風 (Videos)
湾上でコースト・ガードのヘリコプター2機がそれぞれSF湾サウス・ベイ海上から人を吊り上げる訓練中。セレニティーが出航する前から同じ位置で30分以上ホバリングしている。(ビデオでは姿が見えないどころか音もはっきり聞こえないが実際には音はうるさい程で1.5マイル位先にはっきりと見える。)
今日も逆潮。8.7~9.2ノットの風、対地艇速2.7~3.1ノット。
セントラル・ベイ方向から来たセイルボートがディンギーを曳いてマリーナ方向へ帰って行く。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページで今売りに出されているフリッカ一覧
今日も逆潮。8.7~9.2ノットの風、対地艇速2.7~3.1ノット。
セントラル・ベイ方向から来たセイルボートがディンギーを曳いてマリーナ方向へ帰って行く。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2011年7月10日日曜日
チェイン・ストッパー装着中 2
2011年7月9日土曜日
12V ポンプ
錨泊後の揚錨時にチェインを引き揚げながら付着したヘドロを洗い落とすために12Vポンプを購入した。
手前がポンプ。ポンプの+/-両コードは別途購入のシガレット・ライター・プラグに接続してある。
大きい物体はそのプラグを差し込むポータブル・バッテリー。
ポンプの両側に付けたホースは内径1/2インチで普通の水道ホースより少し細い。
取水側ホースの先端にはフィルターを装着。フィルターは普通のホース用なので1/2インチ・ホースに直接装着できず、間にL字型コネクターを入れている。ホースは取水側、放水側、各10フィート。
取水ホースの先端を海中に入れる。フィルターが浮かんでいるように見えるが実際は海面下。
バッテリーのシガレット・ライター・ソケットにプラグを差し込んでポンプを稼動させる。
(写真が悪く、持ち上げたキャップに差し込もうとしているように見えるが無論その下のソケットに差し込む。)
ポンプ稼動状況のビデオ。まあ、チェインのヘドロを落とす位はできそうだ。ホース先端を指で摘まなくても良いようにノズルを付ける予定。
このセットはビルジに溜まった水の排水にも使える。その時は取水ホース先端のフィルターをL字型コネクターごと外す。
(写真、ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)
手前がポンプ。ポンプの+/-両コードは別途購入のシガレット・ライター・プラグに接続してある。
大きい物体はそのプラグを差し込むポータブル・バッテリー。
ポンプの両側に付けたホースは内径1/2インチで普通の水道ホースより少し細い。
取水側ホースの先端にはフィルターを装着。フィルターは普通のホース用なので1/2インチ・ホースに直接装着できず、間にL字型コネクターを入れている。ホースは取水側、放水側、各10フィート。
取水ホースの先端を海中に入れる。フィルターが浮かんでいるように見えるが実際は海面下。
バッテリーのシガレット・ライター・ソケットにプラグを差し込んでポンプを稼動させる。
(写真が悪く、持ち上げたキャップに差し込もうとしているように見えるが無論その下のソケットに差し込む。)
ポンプ稼動状況のビデオ。まあ、チェインのヘドロを落とす位はできそうだ。ホース先端を指で摘まなくても良いようにノズルを付ける予定。
このセットはビルジに溜まった水の排水にも使える。その時は取水ホース先端のフィルターをL字型コネクターごと外す。
(写真、ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)
2011年7月8日金曜日
7月5日火曜日の風 2 (Videos)
夏の日の午後としては穏やかだが、西風13.4ノットとなった。
それ以上のビルド・アップに備えてメインをシングル・リーフ。
しかしその後風は落ちる一方。リーフも解いたが、逆潮のため艇速も2.8、2.2.1.6、1.2、0.8 と、どんどん落ちて行く。
そこでタックして南行。(フル・キールの重量艇ながら1ノット以下の艇速でも波が無ければタックする。)連れ潮に乗り、殆ど無風の海域から風のあるところまで戻って来た。ただいま8ノットの風で対地艇速6.1ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・データベース
それ以上のビルド・アップに備えてメインをシングル・リーフ。
しかしその後風は落ちる一方。リーフも解いたが、逆潮のため艇速も2.8、2.2.1.6、1.2、0.8 と、どんどん落ちて行く。
そこでタックして南行。(フル・キールの重量艇ながら1ノット以下の艇速でも波が無ければタックする。)連れ潮に乗り、殆ど無風の海域から風のあるところまで戻って来た。ただいま8ノットの風で対地艇速6.1ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・データベース
2011年7月7日木曜日
7月5日火曜日の風 (Videos)
今週は独立記念日に掛けた夏休み。と言っても夕方数時間出社の日が3日程出来て、予定していた2泊3日のSF湾ノース・ベイ・クルーズはお預けとなった。デイ・セイリングを楽しむことにする。
この日は夏らしい暑い一日。海上の風は涼しく心地良い。
2:00pm頃、風7ノット、対地艇速3.2ノット。フラッド・タイドで逆潮。
風10~11ノット、艇速3.7ノット。逆潮は約2.0~2.2ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー・フリッカ・グループ
この日は夏らしい暑い一日。海上の風は涼しく心地良い。
2:00pm頃、風7ノット、対地艇速3.2ノット。フラッド・タイドで逆潮。
風10~11ノット、艇速3.7ノット。逆潮は約2.0~2.2ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー・フリッカ・グループ
2011年7月6日水曜日
テューズデイズ・チャイルド
パシフィック・シークラフト製フリッカ336番艇。
どれがそのフリッカのシルエットかお分かりかな。
日没時は空の色が文字通り刻々、一瞬一瞬、変わって行く。上の写真とこの写真、どちらが先に撮影されたかは一目で分かるが、2枚の間の時間は15秒くらいではないかと思う。
(写真はいずれもPSC製434艇中336番目 Tuesday's Child です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
どれがそのフリッカのシルエットかお分かりかな。
日没時は空の色が文字通り刻々、一瞬一瞬、変わって行く。上の写真とこの写真、どちらが先に撮影されたかは一目で分かるが、2枚の間の時間は15秒くらいではないかと思う。
(写真はいずれもPSC製434艇中336番目 Tuesday's Child です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
2011年7月5日火曜日
チェイン・ストッパー装着 中間報告
7月2日土曜日、[チェイン・ストッパー] のプラットフォームへの装着作業を始めた。
装着場所は他にはない。チェイン・ストッパーの機能性とプラットフォームの形状からして、ここだけが装着可能な場所。
幸いチェイン・ストッパーのサイズはここへの装着に大き過ぎず、小さ過ぎず、示し合わせたようにピッタリ。孔の位置をマークしてドリルで孔を開けようとした。
ところが孔を貫通できたのはこの画面右上(アフトのアウトボード側)の孔一つのみ。
画面右下の穴の下は右端の組み板を左側(水平の線が見える)の組板に取り付けるためのボルトもしくは木ネジが通っているため、途中までの穴となった。深さ13~14mm。これはプラットフォームの側壁に木の化粧ブラグが見えたので予想済み。
問題はフォアの2個の穴(画面左側の2個)。この穴二つのアフト側、すぐ近くにはプラットフォームをバウスプリットに装着するためプラットフォームの横(画面上)から差し込まれ、ポート側のプラットフォームの横(画面外の下になる)まで抜けているロッド(金属棒)が通っている。これはドリルを始める前に孔を掘る位置の真下ではないことを確認済み。
ところが深さ8mm程まで掘ったところでドリルが先に進まない。
いずれの穴もこのように確認してみると中に金属が見える。
これはいったい何物か。25年前にこれを作ったものにしか分からない。真ん中の写真の左下に見えるのがこの穴。もしかしたら上記の組み板同士を留め合せるための化粧プラグで隠された木ネジの先端部かも知れない。
もう1個のアウトボード側の穴の障害物はとんと検討がつかない。しかしそこにも何がしかの形で組み板同士を結託させるファスナーがあるのだろう。このプラットフォームの造作は都市道路並みに複雑だ。
***
結局、貫通した孔は予定通り長さ2.5インチのボルト(マシン・スクリュー)、パッキン、ナットで留め、深さ14mmの穴には長さ1インチのボルトを差込み3M5200で固定、フォアの二つの穴には固い木でプラグを作って差込んで3M5200で固定、という方法でチェイン・ストッパーを装着することにした。
チェイン・ストッパーの負荷は水平方向にかかるのでおそらくこの固定法で大丈夫と思う。もしそれで駄目なら真ん中の写真左下の穴を金属切りのドリルで無理やり切って孔にしてスルー・ボルト式で留めてみようと思う。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのスペック
装着場所は他にはない。チェイン・ストッパーの機能性とプラットフォームの形状からして、ここだけが装着可能な場所。
幸いチェイン・ストッパーのサイズはここへの装着に大き過ぎず、小さ過ぎず、示し合わせたようにピッタリ。孔の位置をマークしてドリルで孔を開けようとした。
ところが孔を貫通できたのはこの画面右上(アフトのアウトボード側)の孔一つのみ。
画面右下の穴の下は右端の組み板を左側(水平の線が見える)の組板に取り付けるためのボルトもしくは木ネジが通っているため、途中までの穴となった。深さ13~14mm。これはプラットフォームの側壁に木の化粧ブラグが見えたので予想済み。
問題はフォアの2個の穴(画面左側の2個)。この穴二つのアフト側、すぐ近くにはプラットフォームをバウスプリットに装着するためプラットフォームの横(画面上)から差し込まれ、ポート側のプラットフォームの横(画面外の下になる)まで抜けているロッド(金属棒)が通っている。これはドリルを始める前に孔を掘る位置の真下ではないことを確認済み。
ところが深さ8mm程まで掘ったところでドリルが先に進まない。
いずれの穴もこのように確認してみると中に金属が見える。
これはいったい何物か。25年前にこれを作ったものにしか分からない。真ん中の写真の左下に見えるのがこの穴。もしかしたら上記の組み板同士を留め合せるための化粧プラグで隠された木ネジの先端部かも知れない。
もう1個のアウトボード側の穴の障害物はとんと検討がつかない。しかしそこにも何がしかの形で組み板同士を結託させるファスナーがあるのだろう。このプラットフォームの造作は都市道路並みに複雑だ。
***
結局、貫通した孔は予定通り長さ2.5インチのボルト(マシン・スクリュー)、パッキン、ナットで留め、深さ14mmの穴には長さ1インチのボルトを差込み3M5200で固定、フォアの二つの穴には固い木でプラグを作って差込んで3M5200で固定、という方法でチェイン・ストッパーを装着することにした。
チェイン・ストッパーの負荷は水平方向にかかるのでおそらくこの固定法で大丈夫と思う。もしそれで駄目なら真ん中の写真左下の穴を金属切りのドリルで無理やり切って孔にしてスルー・ボルト式で留めてみようと思う。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのスペック
2011年7月4日月曜日
ウィンドチャイム
三浦半島Sマリーナのフリッカ [ウィンドチャイム] 。7月2日土曜日の相模湾。同マリーナの僚艇Haber660、りりあんと3号の艇上から、同艇オーナーO氏の夫人による撮影。
風は10~11ノットか。
こちらは9~10ノットかな。
ウィンドチャイムのオーナーI氏は自らのアウトフィットも艇の色に合わせて決め込んでいる。
海上では人間の眼では結構近くに見えていても、写真にすると随分遠くに写ってしまうことが多い。また望遠を使うと艇の上だからブレやすい。
キャメラ、腕、そしてスキッパーとの呼吸、三拍子そろっているから良い写真も撮れるのだろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不詳、1984~1988年頃造船の Wind Chime です。)
⇒ りりあんと3号乗艇日誌 (O氏ブログ)
⇒ 小網代日記 (O氏夫人ブログ)
風は10~11ノットか。
こちらは9~10ノットかな。
ウィンドチャイムのオーナーI氏は自らのアウトフィットも艇の色に合わせて決め込んでいる。
海上では人間の眼では結構近くに見えていても、写真にすると随分遠くに写ってしまうことが多い。また望遠を使うと艇の上だからブレやすい。
キャメラ、腕、そしてスキッパーとの呼吸、三拍子そろっているから良い写真も撮れるのだろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不詳、1984~1988年頃造船の Wind Chime です。)
⇒ りりあんと3号乗艇日誌 (O氏ブログ)
⇒ 小網代日記 (O氏夫人ブログ)
2011年7月3日日曜日
チェイン・ストッパー
チェイン・ストッパーはこれまで何回か [登場した] 。
セレニティーにも付けることにした。購入したのは Lewmar の [66840077] 型。選択の理由は材質が316ステンレスであること、他のメーカーの物に比べて頑丈であること、そしてストッパーのフラップを反転させるのが簡単であること。
フラップがオープンの状態。
右上に見える棒を時計と反対回りにクルッと手前に回す。
すると棒と同軸のフラップも手前に来る。これでチェインはもう海方向には走れない。
これを今週末、バウスプリットのプラットフォームに装着予定。
ところでこれを付けるのはチェインを揚げるのが大変だから、という訳ではない。無論年をとればその有難さが分かる時も来ると思う。しかし当座は左手1本で1回1フィート程づつ引き揚げてストップ。これを繰り返して都合2回、2フィート位引いてストップしたところで、右手に持ったホースの水で海面からプラットフォームの下に伸びているチェインの部分に付いている海底のヘドロを洗い流してしまおうという考えなのだ。ホースの水は12Vの電動ポンプで吸い上げる海水。
錨泊は楽しくて良いけれど、湾内の海底はヘドロが多い。チェインを汚れたままチェイン・ロッカーに入れると、後で掃除が大変だ。(チェインはマリーナ帰着後デッキに出して洗っているが、その時点では既にヘドロがロードのロープ部分にも転移しているのでロード全体を洗わねばならない。さらにチェイン・ロッカーも洗うが、フリッカの場合チェイン・ロッカーの水はビルジへ流れるのでその後ビルジも掃除しなければならない。)
とにかく揚錨時のチェイン洗浄がうまくいくか、実際に試してみないと分からないが、手も汚れず、デッキ上で嫌な臭いも嗅がなくて良いのではないかと期待している。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ フリッカのリグ
セレニティーにも付けることにした。購入したのは Lewmar の [66840077] 型。選択の理由は材質が316ステンレスであること、他のメーカーの物に比べて頑丈であること、そしてストッパーのフラップを反転させるのが簡単であること。
フラップがオープンの状態。
右上に見える棒を時計と反対回りにクルッと手前に回す。
すると棒と同軸のフラップも手前に来る。これでチェインはもう海方向には走れない。
これを今週末、バウスプリットのプラットフォームに装着予定。
ところでこれを付けるのはチェインを揚げるのが大変だから、という訳ではない。無論年をとればその有難さが分かる時も来ると思う。しかし当座は左手1本で1回1フィート程づつ引き揚げてストップ。これを繰り返して都合2回、2フィート位引いてストップしたところで、右手に持ったホースの水で海面からプラットフォームの下に伸びているチェインの部分に付いている海底のヘドロを洗い流してしまおうという考えなのだ。ホースの水は12Vの電動ポンプで吸い上げる海水。
錨泊は楽しくて良いけれど、湾内の海底はヘドロが多い。チェインを汚れたままチェイン・ロッカーに入れると、後で掃除が大変だ。(チェインはマリーナ帰着後デッキに出して洗っているが、その時点では既にヘドロがロードのロープ部分にも転移しているのでロード全体を洗わねばならない。さらにチェイン・ロッカーも洗うが、フリッカの場合チェイン・ロッカーの水はビルジへ流れるのでその後ビルジも掃除しなければならない。)
とにかく揚錨時のチェイン洗浄がうまくいくか、実際に試してみないと分からないが、手も汚れず、デッキ上で嫌な臭いも嗅がなくて良いのではないかと期待している。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ フリッカのリグ
2011年7月2日土曜日
1.1マイル・ポイントまで (Video)
マリーナから1.1マイル地点までこのビデオのような南行が続いた。
1.1マイル・ポイントでドアを閉めたように風が止んだ。結局スモール・クラフト・アドヴァイザリーは外れたか、そう思ってセイルを降ろし、マリーナに向かって南西に針路を取って機走約1分。今度は突然15~20ノットの南西風がヘッド・オンで(真正面から)吹き出した。夏の間マリーナあたりは判を押したように西風。南西から強風が吹くのは極めて珍しい。結局1GM10の3000rpm、艇速3.4ノットの真上りでマリーナに帰着した。
6月末まで本格的な雨は降るし、今年の気象はいつもの年とはちがう。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
1.1マイル・ポイントでドアを閉めたように風が止んだ。結局スモール・クラフト・アドヴァイザリーは外れたか、そう思ってセイルを降ろし、マリーナに向かって南西に針路を取って機走約1分。今度は突然15~20ノットの南西風がヘッド・オンで(真正面から)吹き出した。夏の間マリーナあたりは判を押したように西風。南西から強風が吹くのは極めて珍しい。結局1GM10の3000rpm、艇速3.4ノットの真上りでマリーナに帰着した。
6月末まで本格的な雨は降るし、今年の気象はいつもの年とはちがう。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
2011年7月1日金曜日
メインを再びリーフ (Videos)
リーフ・アーリーの原則で、風12ノットになったところでメインをシングル・リーフ。
ノウ・ハンズ・オン・ザ・ティラー。セレニティーは自走を続ける。
タックして南行開始。ジブもメインも依然シングル・リーフ。風15ノット、対地艇速4.9ノット。ジブのリーフを解くべきか否か、微妙なところ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)
ノウ・ハンズ・オン・ザ・ティラー。セレニティーは自走を続ける。
タックして南行開始。ジブもメインも依然シングル・リーフ。風15ノット、対地艇速4.9ノット。ジブのリーフを解くべきか否か、微妙なところ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)
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