2011年7月21日木曜日

アラミダのフリッカ

[ドリーム・キャッチャー] のいるSF湾アラミダの某マリーナ。小生らが訪れた2年前にはそのマリーナには都合3杯のフリッカがいた。

ところが昨年5月、その数が7杯(ドック係留5、陸置2)に達したらしい。同マリーナのアシスタント・ハーバー・マスターの朝の日課はマリーナ内を何か異常はないか、くまなく巡視して歩くことで、その男の話だから間違いはないだろう。

これは係留艇のひとつ。ネヴァダ州船籍だから、州境のレイク・タホでセイルしていたものと思われる。




造船時期はポートライト、スライディング・ハッチ、スターン・プルピット・レイルの各形状などからセレニティーとほぼ同時期と思われるが、ステム上部に航海灯がない(多分バウ・プルピット・レイルに装着してある)ので1985~86年頃製か。

フォアデッキにプロパン・タンクが載っているが、空気より重いプロパンはリークしても水と同様、両舷のスカッパーから艇外に排出されるのでその点は安心だ。しかし、ここからギャリーへの配管はその経路が大きな疑問。常設タンクではなく、仮置きなのだろうか。

尚、画面左奥に見える白い艇も、ラダーを外してあるがフリッカだ。大方 [この艇] に間違いない。

(写真はPSC製434艇中、番数、艇名ともに不詳のフリッカです。)
日本のヤフー・フリッカ・グループ