チェイン・ストッパーはこれまで何回か [登場した] 。
セレニティーにも付けることにした。購入したのは Lewmar の [66840077] 型。選択の理由は材質が316ステンレスであること、他のメーカーの物に比べて頑丈であること、そしてストッパーのフラップを反転させるのが簡単であること。
フラップがオープンの状態。
右上に見える棒を時計と反対回りにクルッと手前に回す。
すると棒と同軸のフラップも手前に来る。これでチェインはもう海方向には走れない。
これを今週末、バウスプリットのプラットフォームに装着予定。
ところでこれを付けるのはチェインを揚げるのが大変だから、という訳ではない。無論年をとればその有難さが分かる時も来ると思う。しかし当座は左手1本で1回1フィート程づつ引き揚げてストップ。これを繰り返して都合2回、2フィート位引いてストップしたところで、右手に持ったホースの水で海面からプラットフォームの下に伸びているチェインの部分に付いている海底のヘドロを洗い流してしまおうという考えなのだ。ホースの水は12Vの電動ポンプで吸い上げる海水。
錨泊は楽しくて良いけれど、湾内の海底はヘドロが多い。チェインを汚れたままチェイン・ロッカーに入れると、後で掃除が大変だ。(チェインはマリーナ帰着後デッキに出して洗っているが、その時点では既にヘドロがロードのロープ部分にも転移しているのでロード全体を洗わねばならない。さらにチェイン・ロッカーも洗うが、フリッカの場合チェイン・ロッカーの水はビルジへ流れるのでその後ビルジも掃除しなければならない。)
とにかく揚錨時のチェイン洗浄がうまくいくか、実際に試してみないと分からないが、手も汚れず、デッキ上で嫌な臭いも嗅がなくて良いのではないかと期待している。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ フリッカのリグ