南太平洋のクルージングには欠かせない寄港地となっているタヒチ。独特の形をしたタヒチの山を背景に撮影したフリッカはこれまでにも2艇登場した。⇒ [1] ⇒ [2]
このフリッカはハルがグリーンで 『Tikaroa 』に似ている。
しかし、ドジャーの色がブルー、ポートの形はすべて1980年代前半のブロンズ製開閉式の楕円形、またハルにティークのラブ・ストレイクが付いていることなどから別艇と判かる。
遠目には自国旗が星条旗に見えるが、ちがうようにも見える。バウ・プルピットにはたたんだハンク式のジブにカバーがかけてある。解像度が悪く、フォア・デッキに乗せてあるものの中、二つの赤いものは軽油の補助ポリタンク(普通は軽油用は黄色)なのか、何なのか良く分からない。ドジャーの後ろに、風船のように膨らませたブルーの物体が2個吊ってあるが、いったい何だろう。
撮影日不明のこの写真は、昨日のフリッカ 『トゥーカン』 のサイトに収録されていた。
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と悩んだあげく、 『カワバンガ』 の写真 (リンク先ページ、上から3番目)を見てみたら、謎が解けた。サンディエゴからハワイ、南太平洋、ハワイと巡ってロサンジェルスまで帰って来た同艇にほぼ間違いない。上の写真ではブルーのハルが遠目で陰になっているため緑っぽく見えるだけだった。
(写真はいずれもPSC製434艇中171番目 Kawabunga! です。)
⇒フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース