2009年4月15日水曜日

ビクトリー・タグからフリッカへ

パワーボートでキャラクターのあるボートと言えば何と言ってもタグボートをモデルにしたものだろう。今でもノーディックなどがその流れのボートを造っている。しかし残念ながら、 [外見だけをタグに似せたトローラー] と言った方が正確だ。

以前はデザインをニューヨークの本物のタグボートから起こしたパワーボートがあった。ロード・ネルソンの Victory Tug だ。もう生産はしていないが今でも根強い人気があり、 [オーナーたちのグループ・サイト] も活発で、ホーム・ポートやオーナーの変更など詳しい情報が記録されている。(写真は同ページ上の Photos をクリック。)これとは別にスケール・モデルのリモコン・ボートも良く売れており、そのオーナーたちのクラブも存在する。














のっけからパワーボートの話をしてしまったが、実はシアトル近辺に住むこのフリッカのオーナーは、70代後半になって大きなボートの世話も大変になってきたので、フリッカに乗り換えたという夫婦。以前乗っていた艇は Victory Tug 37 の 38番艇 『アニー』 。この3月オレゴンの新オーナーに前途を委ねたばかり。















フリッカのオーナー・グループとビクトリー・タグのオーナー・グループは何やら良く似ている。ともに今では生産されていないボートだが、デザインが実際のワークボートに基づいていること、造りが頑丈な事、グループ・サイトの歴史、艇のリスト、情報交換の場が充実している事、継続的に同好者が増えている事、など共通点が多い。

ビクトリー・タグからフリッカに乗り換えたのは決して偶然ではないと思う。フリッカのオーナーでも、パワーボートならビクトリー・タグと思っている人も多い。小生もその一人だ。ビクトリー・タグの設計者ジム・バッカスは小生が20年以上前、ヨットの設計を勉強していた頃の先生でもある。

(写真はいずれもPSC製434艇中314番目 Rowdy です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース