マリーナからの出航時、西から東へまっすぐ1kmのアクセス・チャネルを通る。そこは先週末と全く逆の東風。しかも2-3ノットしかない。チャネルを出るまでにメインとジブを揚げ、出たところで北(SF市街地方向)へ向かう。
エンジンをクール・オフして切る。夏場なら西風でのビーム・リーチとなるところだが、今日は東風のビーム・リーチ。しかし2-3ノットでは走らない。今日ものらりくらり、のんびりセイリングか。
↑ ところが5-6分すると風が東からほとんど真北に変わった。これは良い兆候。針路を東に変更。しかし風は依然として3ノット位。周りのヨットも棒立ち状態。予報とはちがう。それでも午後時間が経つに連れ、西からの風が強くなるのが夏のSF湾。今日の気温は25度c以上、夏みたいなもの。もう少し待ってみよう。
↑ 風向はさらに北西に変わる。ますます良い兆候だ。針路を北東に変えビーム・リーチ(フリッカは重いので弱い風ではこれが一番)を続行。しばらくするとほっぺたを気持ち良く撫でる風。4-5ノットに上がってきた。ますます希望が持てる。
↑ 1マイルほど先行している40フィートのカターを見ると3枚とも西風で満帆、ウソのようにヒールしはじめた。あそこまで行けば、と思ってから5分後、セレニティも10-12ノットの西風に見つけられ、針路を真北に変更。風はその後すぐ15+ノットまで伸びて、あっという間に真夏ゾーンに入った感じ。
続きは小出しで、また後日。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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