数日前、CDをぶら下げた鳥払いの話を載せた。その翌日、[ビデオ] をもっと分かりやすいものに入れ替えておいた。
このCDをぶら下げてから2年半、効果は抜群。しかし、書き忘れたが、セイル・カバーの上はもうひとつ工夫が要る。セレニティでは鳥がカバーの上に止まらないように、メインスルのカバーの上もジブのカバーの上にも、両端にラニヤード(細紐)を結んだテグスを張ってある。
カバーの上に止まろうとした比較的小さい鳥はこのテグスが見えないのか、テグスに触れてびっくりして飛び去る。
びっくりしたらもう近づかない。ということで、これも効果あり。
もうひとつ。鳥は足場のグラグラするところには長く止まれないのでそういうところは避ける。
ヨットのライフラインはピンと張った状態にしておくと格好の止まり木になってしまう。なので、緩めた状態にしておくと効果はてきめん。セレニティでは以前ドック側のライフラインだけ良く止まっていたのでそれだけ緩めてある。
尚、テグスはピンと張っていてもブームの長さ分もあると、比較的大きな鳥が止まってしまうと下に沈む。沈み込んでカバーに密着するようでは張っている意味がないので、カバーの上5~7cmくらいの所に張っている。これでテグスに止まろうとした鳥にとっても居心地が悪くなっているようだ。
このCD+テグス+ライフラインの緩め、で鳥のフンの被害は99.5%以上なくなった。
(写真はPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
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