2009年4月8日水曜日

一日の終わり

ムーアリング・ボール(常設アンカー)に係留したフリッカがもうすぐ夜を迎える。遠出をするのだろうか、して来たのだろうか。フォアデッキにガソリンの補助タンクの姿が見える。

スプレッダーがなく、マストが低いことから一見してギャーフ・リグということが分かる。



カター仕立てで、イナー・ジブはブームが付いているセルフ・タッキング・ステイスルだ。

フォアワード・ハッチがキャビントップ上、マスト前方にあることからノー’スター製ではなく、PSC製だと分かる。キャビントップのアーチの緩さもPSC製にマッチしている。それにしても船外機のせいか、艇がスターン・ヘビーでバウのボブステイのチェインプレイトが普通の2倍くらいの高さ、海上12~13㎝のところに見える。

一日の素晴らしさと時の流れを象徴するような夕暮れの風景。キャメラを手にディンギーに乗ったオーナーの気持ちが伝わってくるようだ。

(写真はPSC製434艇中、番数および艇名未確認のフリッカです。)
フリッカ・ホームページ