2014年6月30日月曜日

デイジー ニュー・ドジャー

昨年(2013年)新作したドジャーのクロース・アップ。

以前にも書いたが小型艇にドジャーを付けるのは艇のサイズと人間のサイズの兼ね合わせで一筋縄では行かない。



機能的に優れ視覚的に美しいドジャーを創ること自体簡単な事ではないが、小型艇ではそれが一層難しくなる。例えばこのスペースではウィンチ・ハンドルを使ってのキャビン・トップ・ウィンチ操作も試行と訓練が欠かせない。

サイド。フリッカは元々サイドデッキが狭いが、そこへ安全に出入りするために必要な最低限のスペースをかろうじて確保している。


(サイドデッキへの出入りはウェザー・サイド=風上側で行う。)

フロントはほぼ全面クリアー、両サイドにも丸窓を設け、視界を確保。

丸窓の上にはサイドデッキへの出入りの際に有用な手摺り。


係留時にはクリアー・パネルを紫外線から守る。

(こうしておけば経年で傷んで来るのは先ず縫製に使ったセイル縫製用の糸。)

このドジャーはドジャー本来の目的と艇上の人間の作業・動きのバランスをフリッカ上で突き詰めたひとつの優れた具体例かも知れない。

(写真はPSC製434艇中101番目 Daisy です。)
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2014年6月29日日曜日

デイジー フォアデッキ+バウ・プルピット


フォア・クリートは真ん中1本、バウスプリット固定用のスルー・ボルトは3本という前期艇の仕様。






アンカー・ローラーはバウ・プラットフォーム両舷にあり、右舷側にはスタンダードの20ポンドCQRが収まっている。




左舷側ローラーはプルピット・レイル前面に吊るしてあるダンフォース・アンカー使用時にロード(チェイン、ライン)を通すためのものだろうか。

左舷側ローラーを使う場合、インライン(直列)に配置した左舷側ロード専用のデッキ(ハウザー)パイプがないので使い勝手は今一つだろう。[スナッバーやオン・デッキ・スナッバー] 等を活用し、デッキ上のハードウェアに直接荷重のかかったチェインが当たらないように一層配慮する必要がある。

(写真はPSC製434艇中101番目 Daisy です。)
フリッカのリグ

2014年6月28日土曜日

デイジー トップサイド

ティークもデッキも良く手入れされている様子。

タン・バーク色のセイルは外されているが、その分スパー(マスト+ブーム)の状態も良く分かる。






ハルヤードはコックピット前まで引かれているが、マスト・フット部分のブロックはマスト横のデッキに装着されている。




後々の艇ではマスト下敷きのSS製ターバナクルにブロック装着専用ウィングが追加されており、そこに装着される。

一見ブロンズ製に見える各ポートライトの外周には広いティークの縁取りが付けられている。





しかしポートライト自体は前2個の小型がプラスティック製、一等後ろ大型の1個は締め切り型のブロンズ製の様だ。

このフォア・ハッチは換装したもの。










周囲のグレーになっている部分はその時密閉処理に使ったエポキシがそのままになっている様で、ヨット・ペイントまたはジェル・コートで塗装すれば見栄えも良くなるだろう。

同じエポキシ処置はバルクヘッド・コンパスの換装時にも行われたらしい。








このリッチー製SR-2コンパスには [別売りのアダプター・プレイト] があるのでそれを使えばエポキシ処理をしなくてもきれいに仕上がる。

(写真はPSC製434艇中101番目 Daisy です。)
フリッカのスペック

2014年6月27日金曜日

デイジー ポートサイド+スターン

ノース・カロライナでまた売りに出たデイジーの続き。

1979年製だがトレイラーも含め手入れの行き届いた艇だ。









先週書いた様にドジャーはニューだがそれについてはまた後日。








喫水線はスペックより上に7~8cm移動して描かれている様に見えるが、長期クルーズで荷を積み込むのに合わせたのだろうか。

ラダー横の排水口の位置を [同時期の艇] (リンク先2枚目の写真)と比較されたし。







艇名下に残されたホーム・ポート名からして元々はアラスカの艇だった様だ。長年ノース・カロライナとバハマの大西洋で過ごして来て、船籍は現在ノース・カロライナとバハマ双方で登録していると言う。

船底もきれいで良好。













プロペラは元々2枚羽根だったが昨年(2013年)にキャンベル社製の3枚羽根に換装したばかり。






(写真はPSC製434艇中101番目 Daisy です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2014年6月26日木曜日

セレニティー 6月21日土曜日の風 3 (Videos)

この日は風のある帯状のゾーンがいつもより北へ0.5マイルほど移動していた。風が西南寄りなので半島の山や谷の影響だ。



風17~18ノット。スラック・タイド(潮どまり)で対地艇速4.2ノット。



約19ノットの風でメインをダブル・リーフしてみる。艇速3.6ノット。ヒール角10~11度。この日やろうと思っていたセイル・コンフィグは一通り試した。

霧が晴れて夏らしい全面青空となったのはマリーナに帰ってからだった。ジブは風がなくなるシーズン終わり近くまでこのままリーフを入れたままにしておこうと思う。それはともかく水の冷たいSF湾とは言え、最後に船底塗料を塗ってから5シーズン目だ。そろそろ上架すべき時が来ている。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2014年6月25日水曜日

セレニティー 6月21日土曜日の風 2 (Videos)

この日は太平洋からの霧が濃く、上空の青空は限られているが、順調に北行を続ける。



西風15+ノット。メインもシングル・リーフし、ヒール角12度を保つ。



16~17ノットの風でハンターズ・ポイントに到達。フル・キールのフリッカはメインだけだとなかなかタックしてくれないので代わりにジャイブすることが多いが、この日はジブも揚げているのですんなりタックした。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2014年6月24日火曜日

セレニティー 6月21日土曜日の風 (Videos)

赤い三角小旗のスモール・クラフト・アドヴァイザリー(注意報)が出てマリーナ内でもそれ相応の風が吹いていた。マリーナ出口では22~23ノット。フル・メイン1枚での帆走にちょうど良いと、マリーナのすぐ外でメインを揚げて北上を開始。



ところが直後あえなく風が落ちてジブも揚げる。この日は風がずっと強くなることを想定し、マリーナでジブにリーフを入れておいたのでそのままリーフしたジブとフル・メインで帆走。(25+ノットとなったら久し振りにリーフしたジブとダブル・リーフのメインでも帆走してみたいと思っていた。そこまで吹かなくても20+ノットでリーフしたジブとシングル・リーフのメインを試してみたかった。)



6~8ノットに落ちていた西風が13ノットまで戻って来た。ヒール角は11~12度で心地良い。(昨年までずっと28~30度のヒール角を喜びハードに走って来たが、フリッカ9シーズン目の今年はテーマを変えて15度以下のヒール角でのソフトな帆走法を追求している。)



もっと引き潮(連れ潮)を捉え、3ノットだった対地艇速が3.8ノットとなる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2014年6月23日月曜日

デイジー ノース・カロライナで売りに出る

これまで何回か登場した [デイジー]

PSC製艇の修理やパーツを提供している現在のパシフィック・シークラフトのあるノース・カロライナ州ワシントンでまた売りに出た。












このダブル・アクスル(2車軸)のトレイラーは1996年のTriad社製だそうだ。







ポートライトは2007年に新品に換装。










ハル・カラーにマッチしたキャンヴァスのドジャーは2013年に新作したばかり。







(写真はPSC製434艇中101番目 Daisy です。)
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2014年6月22日日曜日

テキサスのキティウェイク メイジャーなリストア進行中 キャビン天井 3

[先日] 白いパネル周辺部にティークのトリムでも付けるのだろうと書いたが、直後にUSヤフー・フリッカ・グループに追加写真が掲載された。

これはインシュレイションを兼ねたベース・ボードの上に白いパネルを張る作業が殆ど終了した状態。














ティーク・トリムを装着中。

上の写真の場所をフォアから見たところ。






左舷側も同様に処理。

マスト下のコンプレッション・アーチ際もトリムが張られている。





キャビン側壁と天井の白いパネルの合う部分のトリム張りはこれからだが、コンプレッション・アーチ自体は何の処理もせずこのまま残す様だ。

(写真はPSC製434艇中200番台後半の Kittiwake です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2014年6月21日土曜日

セレニティー ジブ・ヘッド部のカバー

先日 [ジブ・ヘッド部の補修] を行った際、セイル・カバーでカバーされないヘッド部分を紫外線等自然のエレメントから守る必要があると考えた。

そこで家にあった白いキャンバス生地の端切れを使ってラップ・アラウンド式のカバーを作成した。

室内クッション作成時に一箱購入したスナップ・フック(ホック)の残りも活用。

これは右舷前方から見たところ。







右舷後方から見たところ。

1週間前のドライ・フィットでフックの位置をマーク、この日完成品を持ち込んで試したところ思っていたより簡単かつ確実に着脱できることが分かって安心。

ぴったり巻いて装着しているので風に飛ばされることもない。






これは裏面。

生地は二重、糸はセイルやカバーの縫製用。






いつもの通り縫製はベター・ハーフ、スナップ・フックは筆者の担当。

カバー一等下の角に鉛筆で『内下前(つまりフォアの下の内側)』と書いてあるが、この角をセイル・カバーのフォア(前辺)に重ねる様に置いて乗せ、強くグルッと一巻き半位してフックを合わせる。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ニューズレターのページ

2014年6月20日金曜日

セレニティー 6月14日土曜日の風 3 (Videos)

そのまま北上を続け、風の強いゾーンを抜けてしまったのでジャイブして引き返す。



転潮直後で若干の引き潮となっておりまた逆潮。対地艇速2.0~2.2ノット。ヒール角約10度。



ダブル・リーフのメインだけではアンダー・パワーなのでフル・メインにする。対地艇速2.7~3.1ノット。ヒール角約10度で変わらず。ダブル・リーフ時より艇速があり波に揺られないので静かになる。風約20ノットだが実に穏やかなセイリング。 



ショア近くで引き潮の影響のない海域に入り、艇速4.0~4.2ノットとなる。フリッカは20+ノット程の風ならフル・メイン1枚で心地良い帆走が出来る。シングル・リーフでもアンダー・パワーだと思う。

(無論、セイルがどれだけ新しいか、またはどれ程使い込まれてストレッチしているかはパフォーマンスに大きく影響するので自分の艇のセイルでいろいろ試し、各コンフィグでの走りを掌握しておくことが肝要と思う。)

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2014年6月19日木曜日

セレニティー 6月14日土曜日の風 2 (Videos)

西風が順調にビルドアップ。



22+ノットとなる。若干の逆潮で対地艇速4.8ノット。ヒール角約30度。



試しにジブを降ろしてダブル・リーフのメインのみで走ってみる。艇速は3.6ノットに落ちて、ヒール角は約15度。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2014年6月18日水曜日

セレニティー 6月14日土曜日の風 (Videos)

マリーナで30分程のんびりと風待ちの後12:55PMに出航。7~8ノットの風のため両セイルをフルに揚げ北行するが、少しづづ確実にビルド・アップする気配があり、メインをダブル・リーフ。



この時、風12~13ノット(ガスト15ノット)。



僅か数分後、マリーナから約0.5マイル地点で19ノット(ガスト21ノット)となる。ようやくまともな夏のパターンが戻ってきた様だ。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのリグ

2014年6月17日火曜日

テキサスのキティウェイク メイジャーなリストア進行中 ラダー・チーク


ラダーのチーク(頬板)も新作換装。

2009年11~12月に新作換装した [セレニティーのラダー・チーク] 同様、ファクトリーものより若干(約1/8インチ = 3mm強)厚みが増した様だ。









(写真はPSC製434艇中200番台後半の Kittiwake です。)
フリッカのスペック

2014年6月16日月曜日

テキサスのキティウェイク メイジャーなリストア進行中 室内ティーク

室内ティークの再仕上げも実施。

キャビン後部のバルクヘッドをサンディングしたところ。




ギャリー・ドアや引き出しも取り払い、枠のフェイス部分もサンディング。







コンパニオンウェイの梯子も然り。

(ビルの隣に見えるのは自艇。自艇に泊り込みで僚艇の作業をしているのかも知れない。)









ニスか、エピファンか、塗装が少しづつ進行中。





(写真はPSC製434艇中200番台後半の Kittiwake です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2014年6月15日日曜日

テキサスのキティウェイク メイジャーなリストア進行中 キャビン天井 2


コンプレッション・アーチより後ろの部分全てにインシュレイションを兼ねたベース・パネルを張り終わった。




その上に張った白いパネル。

これで仕上がりなのか、さらにこの上に何がしかの処置を施すのか不明。



右舷側。

しかし既にキャビン・ライトやポートライト用フックが付けてあるのでこのままなのかも知れない。



***

コンプレッション・アーチより前のスペースを同様に施工したところ。








ティーク壁上辺と白いパネルの間に隙間が見える。フォアワード・ハッチの周りも然り。

恐らくこれら白いパネルの周辺部にはティークのトリムが装着されるのだろう。







ところでコンプレッション・アーチ部分には何がしかのカバーが施されるのだろうか。合わせて今後の写真に期待したい。

(写真はPSC製434艇中200番台後半の Kittiwake です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2014年6月14日土曜日

テキサスのキティウェイク メイジャーなリストア進行中 キャビン天井


室内の天井に張られていたファクトリーのビニール製ライナーは傷んで見苦しくなったため完全除去し、他の材料を使って張替え。

先ずはインシュレイション(断熱層)を兼ねた下敷きパネルを張っている。












同パネルの左舷側。

合板の円形枠は室内灯装着用。角板は開けたポートライトのレンズ枠を吊るすフックの装着場所。


マストからの過重を受けるコンプレッション・アーチに斜めに装着した金属はデッキ・オーガナイザーのバッキング・プレイト。

その右の円形のものはマストからの電線を通すデッキ・グラントの様だが、この艇では配電盤が右舷クォーターにあるのでわざわざ左舷側に通すのは理解できない。デッキ・グラントでないとしたら一体何だろう。



上3枚の写真で見られるパネルはこの三列中真ん中のもの。








配電盤に続くバウ航海灯用などの電線が右舷側の側壁とトップのコーナー部分に沿って走っている。マストからの配線もこの中の1本だろうか。

(写真はPSC製434艇中200番台後半の Kittiwake です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2014年6月13日金曜日

テキサスのキティウェイク メイジャーなリストア進行中

ギャルヴェストン・ベイのキティウェイク。

正面、グリーンの土手の左端下当たりに見えるのが同艇。



最近USヤフー・グループに掲載された写真だが撮影日は不詳。

(今年2月には [これ程] きれいになっていたはず。)


トップの差板には通風用のルーヴァーを仕込んである。















この人物はキティウェイクの隣に係留している [テキサスの自作フリッカ] のオーナー、ビル。

(良く見ると上から2枚目の写真にもキティウェイクの向こう隣りにビルの自作フリッカが見える。)









このビルがキティウェイクのリストアを行っている。

これはキャビン・トップのハンド・レイルを換装しているところ。


ビルは他のUSヤフー・フリッカ・グループのメンバー達に材料費だけで新しいハッチ等を作ってやったりする男なので今回のキティウェイクのリストア作業も材料費だけもらっているのだろう。

(写真はPSC製434艇中200番台後半の Kittiwake です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2014年6月12日木曜日

セレニティー 6月7日土曜日の風 2 (Videos)

往路十二分にのんびりした海上移動を楽しんだ後、メインスルのみでジャイブ。



直後にジブもホイストしてスピードをアップする。



西風13.5~15ノット。殆どスラック・タイド(潮止まり)の中、対地艇速4.2ノット。ヒール角約17度。

それにしても今年はなかなか西風20+ノットとなってくれない。なぜだろう。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ニューズレターのページ

2014年6月11日水曜日

セレニティー メインスルのスラッグ

最近メインスルをホイストしたりテイク・ダウンしたりする時、今ひとつスムーズに上下してくれないのでこの日は出航前にマストのグルーヴ(溝)に入っていてマストを上下するメインスル・ラフ(前辺)のスラッグにシリコン・コンパウンド(グリース)を塗布。

各スラッグ共、グルーヴに接する側面と上下面にシリコンを塗って行く。

(この写真を撮るためにキャメラを右手に持ち、デモンストレーションのため左手一つでセイルを押さえつつシリコン・テューブの先をスラッグ1個に当てているところ。実際は両手でテューブから絞り出しながらスラッグに充て込んで行く。見苦しい点はご容赦。)




無論左舷側にも塗布。

スラッグの円弧に沿って塗ると効果的。

この潤滑剤のおかげで揚げ下げが随分楽になった。(本来なら毎年シーズン前にやっておくべきだがここ2~3年やっていなかったと思う。)







(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2014年6月10日火曜日

セレニティー 6月7日土曜日の風 (Videos)

今年のシーズンは風が弱い。この日は12:20PMに出航。マリーナの外は殆ど無風で、あったとしても東風。そこでメインスルのみで0.8マイル北まで機帆走。



1.2マイルを超えるとようやく北北西~北西風に落ち着き、11.5~12.5ノット(ガスト約15ノット)となる。調子が出て来た。



と思ったのも束の間、9~11ノット(ガスト13ノット)に落ちる。まあ、良い。フル・メインのみでのんびり北へ進む。ヒール角は僅か4度位。霧のため遠方が霞んでいる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2014年6月9日月曜日

シアトルの1983年製フリッカ コックピット

カスタム・フィットのティーク・グレイトの敷かれたコックピット・ソール。

エンジン・アワー・メーターは見られない。

代わりにアウトレット等のオート・パイロット用セットアップが見える。




コックピット・ソールの下にあるエンジン・ルームをキャビン内から見たところ。

エンジンは1GM。





(写真はPSC製434艇中、番数不詳、 Milliwage または Millimage です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2014年6月8日日曜日

シアトルの1983年製フリッカ インテリア 2

この艇は後期フリッカ同様新型デッキ・モールドを使って造船されているので1983年の終り近くに生産されたものだろう。

コンパニオンウェイは浅く、梯子も新しい型。










配電盤も左舷側壁に移動済み。

バルクヘッドの木箱はコックピット側を向いた諸機器の裏をカバーしているのだろう。


セッティー・クッションの端は盛り上がっており座ると心地良いが、セッティーに横になる時にはそれが邪魔になり兼ねず、一長一短。

個室ヘッドの中。

新型モールドへの移行直後に造られた艇だけあってアレンジはセレニティー(1984年7月)と全く同一。











(写真はPSC製434艇中、番数不詳、 Milliwage または Millimage です。)
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