Going Aloft = マストに上ること。以前にもその標題で2回取り上げたことがある ( [1]、 [2] )。またマストに登る方法についても [書いた] ことがある。
セレニティー用に道具・設備として取り敢えず用意したのは [西郷ドンのブログ] でも紹介されているもの。
ブロックはいずれもロサンジェルス近郊にある [ガーハウアー] 製を購入。同じマリーナでニュージーランドまで往復した経験のある夫婦の艇のブロックを見てガーハウアーに決定。ハーケン製、シェイファー製などに比べて若干安価。
このフィドル・ブロックに組み込んである画面右下のキャム・クリートはロンスタン製であることが分かった。
ラインを通す作業を開始。先ずフィドル・ブロックのトップにボーリンで径3/8"(インチ)のダイニーマ・ラインをボーリンで結ぶ。
途中経過は大幅に省略して完成時の写真。
ラインは少し長めに120フィートとしたが、110フィート位で充分だろう。
この方式の採用に当たっては使用例を真近に2回観察したことが裏打ちになっている。
6年半前のセレニティー購入直後、スタンディング・リギング換装のための下見にリグ屋のお兄ちゃんが同じ仕掛けで上った。つい3週間前にも、同じマリーナのカタリナ34のお兄ちゃんも同じ仕掛けで一人でトップまで上ってメンテをした。
しかし、西郷ドンのブログに書いてあるジブ・ハルヤードをバックアップとして使うやり方を読んだことが最後の一押しをしてくれた。
この仕掛けは来週末に艇で実地テストの予定。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
⇒ フリッカのリグ