2012年7月7日土曜日

レッド・ラスカル ペイント

レッド・ラスカルはこれまでに [何回も登場] した。

艇名は赤毛の奥さんに由来。











この艇は自作艇だが、ハルのペイントは当初(2007年)インターラックスの [Brightside Fire Red] と同Burgundyを3:1で混合したものを使ったそうだ。ところが6~8ヶ月経過してから次第に退色してピンクになっていったという。

塗り直し時にはぺティトの [Topside Bright Red] とBurgundyをやはり3:1の混合で使ったところ、こちらは14ヶ月経った今でも、塗った時そのままの色だと言う。

船底塗料もそうだが、ハル塗料もInterluxよりPettitの方が格段に質が良いようだ。

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これらのポリウレタン塗料の塗布にはティッピングというテクニックを使う。先ず、スムーズな小さめのローラーを使って1平方メートル程のスペースを塗る。次に質の良い平筆で、ローラーで塗った方向と直角に塗布面を均すように撫でていく(ティップしていく)。これでローラー塗布による凸凹が無くなり、仕上がりは鏡のように光る。上の写真はその方法で塗ったPettit製塗料。

(写真はカリフォルニアの自作フリッカ Red Rascal です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)