

キャビントップ、2連の手摺りがキャビンの長さを暗示している。


ラダー・チーク(頬板)が長い。バックステイはデュアルもしくはスプリット・バックステイだが、ステイスル用のラニング・バックスステイも装備されているようだ。

ハル両舷後端上部にはアリグラの頭文字Aが見える。

フリッカのコックピットはちょうどこのクッション位の長さだと思う。ブリッジ・デッキの幅も約30cmはありそうだ。
以上、ただ単にフリッカを引き伸ばしただけではなく、外洋艇として完成度の高い艇だという印象を受ける。
(写真はいずれもフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Sara です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)