昨日見たフリッカのキャビン内。居住感のあるユニークなインテリアだ。
手前、通常2口コンロのある場所の木の板に付けてあるのはジンバル式のアルコール・コンロのようだ。
係留中は上の写真の形で使い、帆走中は下の写真に観られるドロップ・リーフ式テーブルに装着の専用ブラケットに板ごと差し込んで使うのだろう(恐らく板の裏にブラケットにマッチする差込が付いている)と思われる。
この艇のインテリア照明はパラフィン・オイル・ランプで賄っているようだ。
クォーター・バース上のバルクヘッドには大型、ギャリーには小型のものが見える。
蛇口は清水用、海水用、ひとつづつ。
Vバースから後方を望む。個室ヘッドの壁には大型ヒーター。
その横にもオイル・ランプひとつ。
ヘッドは取り払ってシャワー・ルームになっている。圧巻なのはこのタンク。タンクには配管が見えるが、水をどうやって入れて、どうやってお湯にするのだろう。プロパンか。それともソーラー式の湯沸しか。
床には排水口が開けてあり、サンプ・ポンプで直接、またはビルジ経由で艇外に出すようになっていると思われる。
トイレは恐らくバケツ。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1985年製 Smagu です。)
⇒ フリッカ・スペックのページ