今年4月、セレニティーの初代オーナーと連絡が取れた。その人物が35mmフィルムのカラー写真に収めた進水の様子を送ってくれた。経年劣化で変色/退色している点は請うご容赦。
当時パシフィック・シークラフトは南カリフォルニアのサンタ・アナにあった。
これはそこで完成した艇を南隣りのニューポート・ハーバーに運んでまさにクレーンで吊り上げようとしているところ。
艇名、ホームポート、ストライプ、スクロールワークの色がブルーではなく、ピカピカのブロンズに合わせてゴールドなのが興しろい。後年ブロンズがパティナを発生して緑青色になってからパティナ・ブルーに塗り直したのだ。
出荷用船台のサポートで隠されていた部分に船底塗料を塗っている。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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