2011年6月1日水曜日

コウヴ、10分後に雨上がる

クリッパー・コウヴと言う名前が付いたのは昔その名を世界に轟かせたパン・アメリカン航空が、ここに [クリッパー] と呼ばれる飛行艇を駐機させ(トレジャー・アイランド側にターミナルがあった)、サンフランシスコとホノルル等を結んでいたからだ。ここはまさに水上空港だった訳だ。

小雨が上がろうというところ。











ここはサンフランシスコ湾では一番穏やかな錨泊地として知られる。1泊なら届出不要で無料。週末2泊なら向かいにある小さいマリーナ近くの市TIDA事務所に電話、またはウェブサイトから届ける。3泊以上は事務所に足を運んで許可証をもらう必要がある。このシステムは今年3月頃施行され、近年置き晒しの長期不法係留の30艇程に占領されていたコウヴがまた普通に使えるようになった。

バウスプリットが伸びている方向は北西。夜の風は大抵この方向から吹く。







サンフランシスコ・ダウンタウンはちょうどセレニティーのフォア左舷方向(西)。

北方向。手前は錨泊艇、奥は小さなトレジャー・アイランド・マリーナ。







トレジャー・アイランドは1942年以降数年前まで米海軍基地だったが基地が閉鎖になり、土地はサンフランシスコ市に返却された。

これらの建物は海軍基地当時の格納庫など。建物の背景にある遠方の岸(北東)はバークリー辺り。




東側、コウヴの入り口。











ベイ・ブリッジ、イースタン・スパンを渡るとオークランド。









曇っているので暗く感じるが、この時まだ4:30PM頃。そろそろディナーの時間かな。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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