フリッカは生産中止になって10年以上経つ。中には20年以上オリジナル・オーナーにずっと可愛がられている艇もあるにはあるが、多くは2~5代目、もしかしたらそれ以上のオーナーの手を経ている場合が多い。
この艇はフロリダ船籍の番号をつけたままだが、つい最近サンフランシスコ湾アラミダに移ってきた。
陸送で着いたばかりのようで、ブームはまだキャビントップ右舷側に置いたまま。
両舷に傘立ても付いている。
コンパニオンウェイの上にはハードなオーニングがあるが倒したまま。
バウスプリットはファクトリーのオリジナルではない。先端の丸いドームのような盛り上がりはなく、フラッシ(平坦)。
実はこの艇は以前紹介した [フリッカという名前のフリッカ] だ。
これから新オーナーが磨きをかけて、また新しい命が吹き込まれるのだろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中297番目 Flicka です。)
⇒フリッカ・ホームページのデータベースにある同艇の内容