SF湾の東側のあるマリーナに係留してあるフリッカの写真を3日連続で載せたが、それは先週土曜、そのマリーナの端にあるLee Sails のオフィスに、注文しておいたメインスルとジブが香港から届いたというので、ピックアップに行く際、立ち寄ったのだった。
香港のLee Sails は何といっても安い。両方で送料+9.75% のこちらの消費税と合わせて、約1200ドルだった。
セイル・クロース(生地)はダクロンの6.6オンスもの。25年頑張ってくれた、やはり香港製の以前のセイルは7オンスだったから、ちょっと薄い、軽い。
同日、早速マリーナでホイストしてサイズを確認して一安心。マストを上るスラッグにシリコン・コンパウンド(グリース)を塗って上げ下げをスムースにした。
セイル頂部(ヘッド)の板がアルミ板ではなくプラスチックでサイズも少し小さめ、各リーフのタック(前の孔=クリングル)が小さくて弱く見えるなど、造作に安いだけのことはあるなと感じさせる点もある。
前のセイルは25年持ったが、1年50日セイルして5年持てば良いだろうと思う。(それでも10年は使うだろうが。)
パシフィック・シークラフトのフリッカのロゴも細かいところが大雑把で、愛嬌のあるものになっている。
バトンは以前のセイルでは上から小中大と3本だったが、このセイルは小中中小と4本。シェイプは今のところ言うことなし。
今週末は、実際のセイリングで、上げ下げ、ファースト・リーフ、セカンド・リーフ、フルの反復、+タック、ジャイブ、ヒーブ・ツーなどで、ハンドリングをなじませる予定。
日陰の方に回るとロゴとセイル・ナンバーが透けて見える。
別にレースをする訳ではないのでセイル番号は無くても良いのだが、ランデブーで他のフリッカとセイルする時があれば、ハル番号295号艇ということで、認識しやすいのではと思う。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
⇒フリッカ・ホームページのデータベースにある同艇の紹介