2009年8月20日木曜日

新しい100%ジブ

新調したジブ。セレニティのジブはクラブ(ブーム)付きだ。(クラブは従来のものをそのまま使用。)

以前のジブより大きく見えるかも知れないが、実は同じ大きさ。ジブのバトンは上から小中大と3本。

古いジブはラフ(セイルの前辺、この写真では左)に上から下まで直接ハンクが装着されていたが、このセイルは上半分はそうでも、下半分のハンクはラフに付けたダブル・ループに通した細いライン(ロープ)につけてある。ライン自体の上端はラフ中ほどのグロメット(孔)に結んであり、下端はクラブの下部にクリートする。




すべてのハンクをフォアステイにハンクして(掛けて)から、そのライン(コントロール・ライン)を緩めたり引き込んだりすることにより、ジブのラフのテンションを調整する。つまりセイルの張りと膨らみを極力いい形に保つための仕掛けだ。

風の強弱にもよるが、風に向かって上っていく時、ビーム・リーチの時、追い風でランの時、実際の引き込み具合はどの程度が良いのか。最大の効果はどうやったら出るのか。これは今週土曜のテスト・セイルを始めとして、今シーズン、残りの日々でじっくり試してみたい。







特に上と下の写真をクリックして大きくすると、ハンクの上5ヶはセイルに直接付いており、下4ヶはそれぞれセイルに付けたダブルのループに通したコントロール・ラインに付けてあるのが分かるかも知れない。尚、タックはシャックルでグースネック後端に固定してある。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
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