往路は連れ潮、12ノットの風、シングル・リーフのメインとフル・ジブで艇速対地5.5ノットだった。帰路、逆潮の中、20~22ノットの風、ダブル・リーフのメインとフル・ジブで対地4.7~5.0ノットで帆走。
小生どもの楽しみはA地点からB地点までできるだけ早く移動、ということではないので、途中で360度回転をしたり、ヒーブ・ツーしたり、必要以上にリーフを入れてのんびり帆走したり、少し針路を変えて風の違いを見てみたり、いろんなことをして楽しむ。
現在ホームポートにしているマリーナの位置は良くしたもので、帰路のスターボード・タック、オートパイロットもウィンドヴェインも無しで手放し帆走していると、2マイルほど北のポイントで風向きが少し変わり、風も一段と強くなり、セレニティはそれに応えて少しヘッドアップ(つまりウェザーに向かう)してスピードを増しながら、自動的にマリーナに向けて針路を取る。OK、どっちへ行けばいいのか知ってるよ、と言わんばかり。
艇は本当に生きているんだな、と思えてしまう。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
⇒USヤフー!フリッカ・グループ