2008年10月26日日曜日

ボート・スタンド

アメリカでの上架時はキール下に置く複数の大きな木のブロックと 『ブラウネル』 というメーカーのボート・スタンドを使うのが一般的。ボート・ヤードでも自分の庭でも同じ。

フリッカなら最低両サイドにそれぞれ2本づつ、できればステムにも1本付けるのが良い。

両サイドのものは左舷と右舷のものをペアで使う。安全確保のため必ずキールの下にチェインを通してそれぞれのペアを繋いでおく。










船体の重量はすべてキール下の木のブロックで支えるので、違う大きさのブロックを重ねてキールの形状に合わせる。





スタンドは言わばブロックの上にバランス良く乗っている船体が何かの拍子で倒れるのを防ぐだけ。船体重量を支える柱ではない。






宛がう場所の高さに合ったスタンドを選ぶが、頭の部分はネジ式になっており多少の調整はできる。





船体前部(ステムまたはキール)に当てるスタンドは頭の部分がV字型。詳細はブラウネルのサイトを参照 ⇒ [Brownell Boat Stands]

陸置艇の少ないアメリカではこのような移動式のものは殆ど見かけない。陸置の場合は自宅にも遠方の海面水面にも引っ張っていけるトレイラーを使うのが一般的。




(写真はPSC製全434艇中、上から順に162番目 Reachfar、番数艇名未確認艇、106番目 Owl、番数艇名未確認1991年製、および182番目 Whisper です。)
Reachfar
Whisper
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