フリッカのビレイング・ピンは、クラシック艇らしさに合った飾りの意味合いが大きい。
ところが、この艇のバルクヘッド両舷に配置した一連のピンは、キャビントップ・ウィンチ横のクリートとしてまさに実用。
ハルヤード、リーフィング・ラインばかりか、ジブ・シートまでかけ、コックピットはすっきりしている。
こちらはシュラウド間のビレイング・ピンに加え、左舷側には梯子のステップも仕込んだ。帆船のラトリンズを思わせる。スプレッダーまで登れる。
(写真上はPSC製434艇中、番数未確認1979年製 Black Swan、下は066番目 American Pie です。)
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